
取材:写真:deltaforcesurf
東京五輪・日本代表の大原洋人が、地元・千葉県一宮町に JS Industries Japan と Rivvia Projectsのショールームを兼ねた「Untitled Surf」をオープン。オープン前日の5月16日にメディアと関係者に向けて、お披露目となった。
大原洋人が目指したのは『見て触って』をコンセプトにし、一緒にサーフィンした後にトークとコーヒーと食事ができるショールーム。これまであったJS Industriesののショールームに「Rivvia Projects」のショールームとカフェを併設した。
今年11月で29歳を迎える大原洋人は、昨シーズン、CSランキング15位でフィニッシュ。夢のCT入りに一歩のところまで迫ったが、惜しくもクオリファイならず。CT入りへ手ごたえを感じるシーズンを戦い抜いた大原は、今季こそは夢の舞台へと誓った。
日の丸が施されたRivvia Projectによる洋人のシグネチャートランクスもお披露目された。
今年もチャレンジャー・シリーズ(CS)をメインにまわる大原洋人は、 勝って当たり前というマインドで挑みたいと語る。
『CT選手はスキルが同じくらいでも勝てない時があるのは、 遠慮だったり、この人には勝てないかな? というマインドの問題もあると思う。
今年CSを回って、勝ててよかった!ではなく、ここまで来れて当たり前!というマインドで挑んでCTにクオリファイし、来年のCTをどう戦うかまで考えたい」とメンタル改革でさらなる上を目指す。
『CTにクオリファイが目標ではなく、CTの中でどう勝つかを考えることで無駄にテンションが上がるのを抑えたい』
『CS1戦目のオーストラリア・ニューキャッスル(6/2-8)は家族も一緒に5/23から行って、向こうの生活に慣れたころに試合というのを目指す』
そろそろCSで優勝したい!! 大原洋人はこの言葉で締めた。
「目標を達成できるか、できないかは全て自分自身。やるべき事をやり必ず目標を達成するために完璧な準備をして全力で挑みます。今年を楽しみにしててください。」と今シーズンに向けた力強いコメントを残した。

咋シーズンはCS初戦のゴールドコーストで9位、バリートで5位、最終戦のブラジルで9位になるなど、ランキングで上位に食い込みCTクオリファイも目前だったが、最後の最後にその夢は大原の手からこぼれ落ちた。
サーフィンも上り調子で、特に最後のポルトガルとブラジルでのサーフィンは非常に調子が良かっただけに悔しい結果となったが、来シーズンに繋がるサーフィンを見せた。
怪我などに苦しみ、厳しい戦いを乗り越えて、ここまで辿り着いた大原洋人。このリズムを崩さずに行けば、必ず夢が叶うところまで来ている。がんばれ!洋人!

ショールーム『Untitled Surf』
千葉県長生郡一宮町一宮13-6
090-3616-4160