ロサンゼルス、カリフォルニア/USA(2018年5月10日木曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、先月サメ騒動でキャンセルされたウェスタン・オーストラリアの2018WSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)第3戦「マーガレット・リヴァー・プロ」をインドネシアはバリ島ウルワツのワールドクラス・レフトハンダーで完了させることを発表した。
「今シーズンのマーガレット・リヴァー・プロのキャンセルは、これまで類を見ない状況によって起こったものでした。そして、我々は 2019年にウェスタン・オーストラリアで再びイベント開催することに楽しみにしています。」と、WSL CEOのソフィ・ゴルトシュミットは言った。
「2018年にイベントを完了することについて、サーフィン・ウエスト・オーストラリアと協議した結果、イベントのキャンセルを促したサメの活動は大幅に改善されず、そこでの再開はサーファーにとって最善ではなかったと感じました。我々は、ウルワツでイベントを完了することを決定するまでに、いろいろな選択肢を広範囲に模索しました。」
このイベントは、バリ島クラマスのコロナ・バリプロ終了後48時間以内に開始され、2018年6月13日までに終了します。男子イベントでは、24名の選手が残り、ラウンド3から再開。女子は残っている8名の選手によってクオーターファイナルから再開される。
2018WSLチャンピオンシップ・ツアーのネクスト・ストップは、5月11日から 20日までブラジルで開催される「Oiリオプロ」となる。バリ島クラマスのコロナ・バリプロは、5月27日から6月9日まで。そのあと続けてウルワツで6月13日までに「マーガレット・リヴァー・プロ」が完了するということ。
かなりタイトなスケジュールとなるが、次戦は半月後の7月02日から13日の南アフリカのジェフリーズ・ベイ。
「僕はウェスタン・オーストラリアが大好きで、2019年に再び試合が出来ることを楽しみにしています。今シーズン、ウルワツでイベントを完了できることは物凄いことです。ウルワツはハイパフォーマンス・ウェイブなので本当に楽しみです。」と、現在WSL No.4のオーウェン・ライトは言った。
バリ島のウルワツでのCTイベントは、2008年に開催された「リップ・カール・プロ・サーチ」以来、10年ぶりとなる。その時の優勝者はブールス・アイアンズでツアー初優勝を飾った場所。今回もかなりエキサイティングなヒートが繰り広げられることだろう。
それにしてもバリ島は、いきなり2戦のCTイベントで大盛り上がりだ。