マーガレット・リヴァー、ウェスト・オーストラリア/オーストラリア(2019年6月4日火曜日)2019年のワールド・サーフ・リーグ(WSL)男女チャンピオンシップ・ツアー(CT)第4戦となる「マーガレット・リヴァー・プロ」が終了。6〜8フィートのメインブレイクで行われたファイナルデイ。
昨年サメ騒動でイベントが途中キャンセルとなったイベント。今年も安全策を万全にして開催されたが、サメの目撃情報などで試合が一時中断しながらも、無事に大会を終了する事ができた。
男子では、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)がファイナルで親友のコロヘ・アンディーノ(USA)を下し、2度目のイベントタイトルを獲得。女子はレイキー・ピーターソン(USA)がファイナルで タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)を下して優勝した。
シーズン前半の4戦が終了し、2019年のタイトルレースは形を成しながら中間点であるブラジル戦へ。 2019年のCTランキングは、今年の世界チャンピオンを決定するだけでなく、2020年東京オリンピックに出場する最初の18名を決定することになる。フローレンスは現在、男子ジープリーダーボードのランキングをリードしており、ピーターソンは世界第6位へアップし勢いを増している。
二度のWSLチャンピオンであるジョン・ジョン・フローレンスは、ベルズに続く今シーズン2勝目で世界ランキングでトップを維持。そして、今回2位となったコロヘ・アンディーノがランキング2位に浮上。3位にイタロ・フェレイラ(BRA)。
今回のイベントでも好調に勝ち上がった日本の五十嵐カノアは、ラウンド4でライアン・カリナンと対戦。前半リードするも、後半逆転され僅差で敗れ、今シーズン3度目の9位となり世界ランク4位となった。
「再びマーガレットリバーで優勝できたことをとてもうれしく思います」とフローレンスが言った。
「ブラザー(コロへ・アンディーノ)はヒートで本当に激しく僕をプッシュしていました。スローになった最後の12分は、かなり神経にこたえたましたね。だからパーフェクトな波を選ばなくてはダメだって思っていたんです。コロヘはこのような波で戦うのは怖い存在です。僕らにとっては、この場所で2度目のファイナルだったんです。彼はいつも脅威ですよ。」と言った。
フローレンスは、ウェストオーストラリアで2012年にQSイベントで優勝、2017年にCTで優勝。今回が3度目の優勝となる。
「本当にマーガレットリバーに来るのが大好きです」とフローレンスは続けた。 「ここは本当にハワイのホームを思い出す場所なんですよ。非常に多くの異なった波質があり、凄くパワーもあって、美しい場所なんです。
今年のこの時点で自分が、このポジションにいるなんて信じられない感じですね。僕にとっては、かなりクレイジーです。怪我をした後、精神的なこと肉体的なことで、やるべき事がたくさんあったので、カムバックしてサーフィンをして試合に出ている事が最高に嬉しいんです。」
2019年のWSL CTは、第5戦「Oi Rio Pro」のためにブラジルのサクアレマに移動。コンペティション期間は2019年6月20日から6月28日まで。第5戦「Oi Rio Pro」はWorldSurfLeague.comおよびFacebook.com/WSLでライブ中継される。
For more information, please visit WorldSurfLeague.com.
Margaret River Pro Women’s Final Results:
1- Lakey Peterson (USA) 13.33
2- Tatiana Weston-Webb (BRA) 10.40
Margaret River Pro Women’s Semifinal Results:
SF 1: Tatiana Weston-Webb (BRA) 13.33 DEF. Sally Fitzgibbons (AUS) 11.67
SF 2: Lakey Peterson (USA) 15.97 DEF. Carissa Moore (HAW) 15.80
Margaret River Pro Men’s Final Results:
1 – John John Florence (HAW) 18.50
2 – Kolohe Andino (USA) 15.10
Margaret River Pro Men’s Semifinal Results:
SF 1: John John Florence (HAW) 14.60 DEF. Caio Ibelli (BRA) 14.10
SF 2: Kolohe Andino (USA) 10.83 DEF. Julian Wilson (AUS) 9.00
2019のウイメンズCTジープ・リーダーボード:
1-ステファニー・ギルモア(AUS)24,235pt
2-キャロライン・マークス(USA)3,440pt
3-カリッサ・ムーア(HAW)23,375pt
4-サリー・フィッツギボンズ(AUS)22,580pt
5―コートニー・コンローグ(USA)22,100pt
男子2019CTジープ・リーダーボード:
1-ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)27,415pt
2-コロへ・アンディーノ(USA)21,675pt
3-イタロ・フェレイラ(BRA)20,820pt
4-カノア五十嵐(JPN)19,960pt
5―ジョーディ・スミス(ZAF)18,245pt