世界最大の波情報サイトである「サーフライン」が毎年開催するWOTW(「O’Neill Wave of the Winter powered by Surfline」)は、11月からの4ヶ月のウインターシーズンにおいて、ハワイのオアフ島ノースショアで、シングル・ベスト・ウェイブをメイクしたナンバー1サーファーを決定するビデオ・コンテスト。
そのWOTWに於いて、毎年ノースショアに通い続ける、日本を代表するトッププロで宮崎出身の椎葉順が、2月12日に木本直哉氏によって撮影されたオフザウォールでのバレルライドが2月の1位を獲得し、賞金1000ドルを獲得した。
「O’Neill Wave of the Winter」は期間中の毎月、読者投票によるトップ・ライドを選出。優勝者には賞金1000ドルが贈られる。また最終的な年間ウィナーには、賞金としてサーファーには25,000ドル、 ビデオアーティストへ5,000ドル が贈られるというもの。
その中で2月のトップ5にノミネートされたのが、有名なノースショア・チャージャであるマイキー・ライト、デレク・ホー、コア・スミス、セバスチャン・ジーツ、椎葉順。その世界的なサーファー達を抑えてナンバー1に椎葉順が輝いた。
「あの日は、軽いオフショアが吹き、スウェルもクリーンで素晴らしい朝でした。5~6フィートはあったかと思います。天候も快晴でまさにノースショア・デイでした。」と、撮影された日をサーフラインのインタビューで椎葉順が答えた。
「自分は早朝からラインナップしていたんですが、8時ぐらいから混み始めたのでアウトサイドに行ったんです。そうしたら、このビッグセットが来たんです。波を見たときは、自分にはデカ過ぎると感じたんですが、それはとても美しく、自分が最高なポジションにいたので行くしかないと思いました。その波は自分にとって、この冬のベスト・ウェイブなのは勿論ですが、自分のサーフィン人生のベスト・ウェイブとなりました。自分に投票して下さった皆んなに感謝したいです。ありがとうございます。」
これで11月からの4ヶ月の「ウェイブ・オブ・ザ・ウインター powered by Surfline」の期間が終了。「Da Hui Backdoor Shootout」で11ポイントをマークした松岡慧斗の神風ライドも既に1月のナンバー1を獲得し、サムライサーファー達の活躍が話題となった今シーズンのノースショア。このあと年間のトップ10、そして今シーズンのナンバー1サーファーが決定する。今年のナンバーワンとなるのは誰だ!?
オフィシャルサイト:http://www.surfline.com/wave-of-the-winter/2017-2018/