文、写真(ポートレート)李リョウ
秋の恒例となった横乗日本映画祭が今年も開催される。気がつけば、サーフィン、スケートボードそしてスノーボードというサブカルチャーがいまやどれもがオリンピック競技! 21世紀ですね。「不良がすること」なんて言われていた時代はもう昔話。
しかし一般スポーツの仲間入りを果たした横乗り文化もコアな部分は不変だと思うし、そのスピリッツを置き去りにされることはない、いやしてはならない。横乗日本映画祭はそんなコアなスピリッツを再確認するところだと思いながら僕はいつもイオンの劇場へ足を運びます。
さて第6回横乗日本映画祭は、10月14日の小樽を皮切りに、茅ヶ崎、熊本そして長野の白馬村と全国四ヶ所で開催される。茅ヶ崎ではなんと一週間をかけて映画祭の全作品が映画館の大画面で上映されるから楽しみだ。(その他の会場は一日のみの開催)
というわけで今年の映画祭の作品からいくつかピックアップして紹介してみよう。
PLACEMENT
日本列島を通過する冬型の低気圧を追いかけるサーファーの話。あるときは波そしてあるときは雪と、サーフ&スノーという新しい横乗りライフスタイルをテーマにしています。TERASUというWeb系のクリエイター集団による製作。
ARTFACTFILM
湘南を拠点に活動を続けるプロサーファー&スケーターの勝又正彦と高橋Shingoによる映画。内容は見てからのお楽しみ。
Otemoyan
九州のガールズスケーター大集合。
NEVER GIVE UP KEEP THE STYLE
18歳でプロスノーボーダーとなりカナダのウィスラーで活動を続けて世界的なライダーとして知られるようになった布施忠のバイオグラフィー。
THE HUNT
スノーサーフィンという新しい横乗り文化を提唱する玉井太郎のショートムービー。
FISHPEOPLE
プロサーファー、キース・マロイがパタゴニアの協力を得て製作した映画。サーフィンだけでなく海と関わりを持つ人々を紹介しています。
Hiratsukanian 4
横乗日本映画祭の主催者でちょっと可笑しなソウルサーファーであるモッさんことMO3主演の映画。コメディタッチで大爆笑間違いなし。
横乗日本映画祭開催日時
北海道小樽ウイングベイ小樽
10月14日 20:00~(終了)
熊本県熊本電気館
10月21日 19:00~
神奈川県茅ヶ崎イオン茅ヶ崎
11月18日~24日 20:30~
長野県白馬村21文化ホール
12月22日 18:30~
詳しいお問い合わせ
www.yoko-nori.jp