アボカ、セントラル・コーストNSW/AUS(2017年3月10日金曜日)WSLメンズ&ウイメンズQS1000「Komunityプロジェクト・セントラル・コースト・プロ pres. by Rockstar」は大会3日目。
昨日同様の4フィートのコンディションで、女子のラウンド1の残りのヒートからスタート。その後に男子のラウンド4がスタートし、16ヒートが完了した。
全豪オープン3位でフィニッシュした今回トップ・シードの大原洋人は、ヒートを通して高得点をマーク。エクセレントの8.35を7.50でバックアップし、ヒートスコア15.85を叩き出して、1位でラウンド5へ勝ち上がった。大原と同じヒートには昨日パーフェクト10を出したオニー・アンワーもいたが、彼は4位でイベントから姿を消した。
「僕がどんなスコアをゲットしているのか、全くわからなかったので、勝ったことが分かった時は最高に嬉しかったです。」と、大原は言った。「全豪オープンの波は今日のような波ではなっかですが、明日も自分以外の3人とヒートを戦えるチャンスを得て、最高に嬉しいです。」
ここ数年の日本で開催されるQSイベントに参加し、優勝経験もあるジャクソン・ベイカー。日本人には馴染み深い選手だ。そんな彼の地元で行われた6,000イベントでは結果を残すことはできなかったが、今日は7ポイントを2本揃え、1位でラウンド5へ勝ち上がった。
ローカル・パワーハウスでベテランのQSコンペティター、ウェイド・カーマイケルは、厳しい戦いを強いられた。忍耐強く波を待ち、僅か3本のライディングで2位で勝ち上がった。
「僕はかなりリラックス出来ています。でも確かにかなりタフなヒートでした」と、カーマイケルは言った。「僕は明日を楽しみにしています。少しのプレッシャーも感じてはいない。スウェルが何をもたらすか楽しみですね。僕は、あのヒートで3本しか乗れなかったので、次のラウンドでは、もっと波に乗ってヒート毎勝ち上がりたいです。」
フランスのいとこペアである、ノミ&ディエゴ・ミニョは、彼らのトレードマークであるバックサイド・スナップでラウンドアップを決めた。グーフィーフッターペアは、マンモス・ターンの集中砲火で15.00ポイントを上回るヒート・トータルでラウンド5進出。
男子ラウンド4のヒート9に登場した塚本勇太は、ヒート前半にインターフェアを侵し、ベスト2の1本を失い、敢え無く撃沈。インドネシアの和井田理央は順調に勝ち上がっている。女子のラウンド1では、西元姉妹の妹ジュリが惜しくも3位で敗退となった。
明日男子のラウンド5で大原洋人は、ヒート4でサクソン・ラムスデンAUS、ノミ・ミニョFRA、クリス・ザーフィスAUSと対戦。女子のラウンド2ではH1で西元エミリーと高橋みなとが同じヒート、H3には庵原美穂がクレジット。
Vissla NSWプロ・サーフ・シリーズ最終戦である、このWSL-QS1000イベントは、明日土曜日の3月11日とファイナルデイの12日はライブ中継が予定されている。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1791/komunity-project-central-coast-pro/live
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1792/komunity-project-central-coast-pro/live