カバリタ、ツイード・コーストNSW/AUS(2017年2月3日金曜日)WSLクオリファイング・シリーズ(QS)1000イベント「テルストラ・ストア・ツイード・コースト・プロ」は大会3日目。
ようやくクリーンな2フィートのコンディションとなった本日はメンズから再開。ラウンド3の残りのヒートから、ラウンド4までが行われ、女子はラウンド3が終了した。
バーレー・プロを第3位でフィニッシュした、カリブ海に浮かぶ西インド諸島のグアドループ出身であるティモティー・ビッソは、テルストラ・ストア・ツイード・コースト・プロのエントリーを忘れて、ラウンド1から出場。
ラウンド4でも相変わらずのバックハンド・アタックでラインナップを粉砕。17.40のヒートトータルを叩き出した。
「僕はラウンド1からサーフィンを見る良い機会を得て、それが素晴らしい練習になりました。」と、ビッソは言った。
「良いスコアを出せて最高にハッピーですね。そんなに疲れていないし、全てが良いですね。ラウンド1からのサーフィンがそんなに悪いことだとは思わないです。波は楽しいし、海は暖かいですから。」
チャンピオンシップ・ツアー(CT)クオリファイに挑み続けるウェイド・カーマイケル。パワーハウスのカーマイケルは、スモール・ウェイブでも十二分にその真価を発揮する。
巨大なフォアハンドのハックで、ここまでのイベント・ハイエストとなる9.50というシングル・ウェイブ・スコアをたたき出した。
「昨年は思うような結果を残せなかったので、今年はシーズン前半から集中して、ソリッドな結果を残したいと思っています。」
本日の日本勢。ラウンド4には昨日勝ち上がった相澤日向、西優司に、ラウンド3から登場するバーレーで好成績を残した小林桂と堀越力、田中大貴が登場。
田中大貴はカイ・ワーナーたちとヒート5で対戦。6.25と6.85のベスト2を揃えてヒートスコア13.10で2位でラウンドアップ。小林桂はヒートスコア12.70、西優司はヒートスコア12.90で2位でラウンド5に駒を進めた。
前回のバーレー戦でシャープなバックハンドでエクセレントを出した堀越力は、僅差の戦いとなったヒート12で一度は3位に浮上。しかし最後までチャージを繰り返したが惜しくも4位敗退。相澤日向もラウンドアップすることはできなかった。
女子ではラウンド3進出を決めた北澤麗奈、黒川日菜子、橋本恋、川合美乃里の4名が登場。ベスト16進出を目指して、戦いを挑んだ。橋本恋は僅差のヒートを戦い。2位をキープして迎えたヒート終盤に5.10をスコアして、下位の選手からの追い上げを振り切り、見事2位でラウンド4進出。ベスト16入りを果たした。
男子の明日はいよいよトップシードが登場するラウンド5がスタート予定。大原洋人はヒート4、新井洋人はヒート5、仲村拓久未はヒート6で田中大貴と同じヒート。ヒート7に西優司、ヒート8に小林桂が登場する。
2017年のテルストラ・ストア・ツイード・コースト・プロは、土曜日と日曜日にライブ中継が予定されている。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1773/telstra-stores-tweed-coast-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1774/telstra-stores-tweed-coast-pro/live