クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ、30年の歴史に幕を下ろすのか。
ハワイ・ノースショアの神聖なるワイメアベイで20フィート以上の波がブレイクするとき開催される、ワンデイ・ビッグ・ ウェイブ・インヴィテーショナル・サーフィン・イベントの元祖である、「クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ」が、その30年の歴史に幕を下ろすことになりそうだ。
数カ月の間、交渉中だったクイックシルバーとアイカウ・ファミリーとワールド・サーフ・リーグの交渉は物別れとなったと多くのメディアが報じている。
そこにはアイカウ・ファミリーの弁護士のコメントも掲載されており、「その関係を続ける方法について多くのディスカッションがファミリーとクイックシルバーの間に行われたが、最終的には契約に達することはできなかった。クライド(エディの弟)と我々はあらゆるアングルから検討したが、2016~2017シーズンの許認可手続きはクローズとなった。」とコメント。
事実上、今シーズンの開催は難しいという見解だが、単なるビッグ・ ウェイブ・サーフィン・イベントでは無い「エディ」。そのアイコニック・イベントはハワイをはじめ、世界中から愛される特別なものなので、イベントは無くなることはないだろう。
この件に関して、アイカウ・ファミリーは現地時間の10月31日の朝に会見を開くとしている。クイックシルバーとワールド・サーフ・リーグはまだコメントは発表していないようだ。
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