男子ベスト16決定、前田マヒナがベスト12進出。カノア五十嵐、安井拓海17位サーフェストQS
ニューカッスルNSW、オーストラリア(2016年2月26日金曜日):サー フェスト・ニューカッスルのWSL-QS6000「メートランド&ポート・ス ティーブンス・トヨタ・プロ」、ウイメンズQS6,000「タガート・ウイメンズ・プロ」は大会5日目。
予想されたより強い寒冷前線より、ミアウェザー・ビーチは大荒れのクロス・オンショア・ウインド。3~4フィートまでサイズアップを見せる中、男子ラウンド4、女子ラウンド5まで終了。男子ベスト16、女子ベスト12が決定した。
マット・ウィルキンソンは、レフトハンダーも存在する、メイン・コンテスト・ピークの北側を選んだが、最後まで波を見つけられずにいた。しかし、攻撃する2つのグレート・セクションを提供したレフトを見つけた。
「アウトはかなりハードですね。ヒート前に決めたプランが全く役に立たなかった。」と、ウィルキンソンが言った。「最後の波を掴んだ時は、激しく行くしかありませんでした。でも幸運にもセクションのある波で良かったです。このようなコンディションの時は、一つのソリッドなターンが数回のターンに匹敵する。あの波を掴めてラッキーでしたね。」
ラウンド4のヒート終了間際にウイニング・ライドを手に入れたカリフォルニアのタナー・グダスカス:WSL/ベネット
ローカル・レジェンドで今シーズンからCTにクオリファイしたライアン・キャリナンも、今日のコンディションに苦しめられたひとり。最後に8.83、そして、8.10のエクセレントをスコアして勝ち上がった。
ハワイアンのジョシュア・モニーツも僅差のバトルを戦い抜き、9ポイントをスコアして大逆転で勝ち上がった。
カノア五十嵐、安井拓海17位。
ラウンド3の最終ヒートのH12の安井拓海は、緩慢なセクションをカーヴィングのコンビネーションで繋ぎ、5.17をスコア。更にインサイドセクションでの激しいリエントリーで5.50をスコアし、ベストスコアをあげて2位をキープ。下位の追い上げを振り切りラウンドアップを決めた。
フランスのジョアン・ドゥリューの先制攻撃を食らったカノア五十嵐は3位のまま、ヒート終盤。フォアハンドのシャープなカーヴィング・スナップで7.03をスコア。残り時間5分を切ってニード4.97と追い込まれた。そしてバックハンドで2発のターンを決めるも4.47と僅かに逆転ならず。最後までチャージを続けたがここで敗退となった。
ラウンド4へ勝ち上がった安井拓海は、ヒート7でジョシュア・モニーツ(HAW)レオナルド・フィオラバンティ(ITA)と対戦。安井拓海は、フィンフリーのクローズアウト・リエントリーや、カーヴィングのコンビネーションでヒート前半をリード。
しかし、ヒート終盤に激しく順位が入れ替わり、残り5分で3位のレオナルドがトップへ。安井も3つのビッグターンを決めて7.33をスコアして2位へ。しかし、今度はモニーツがビッグスナップを連打して9.57のエクセレントでトップへ大逆転。安井拓海は惜しくもここで敗退。17位で1050Pts,と$U2,000を獲得した。
女子では、今日のコンディションに苦戦しながらも、6タイム・ワールド・チャンピオン・ステファニー・ギルモア、サリー・フィッツギボンズもラウンドアップ。ミアウェザーのローカルで波の知識も豊富なフィリッパ・アンダーソン、前田マヒナもベスト12に残っている。
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