WSL-QS6000「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」R1が終了。安井拓海がR2進出
イタカレ、バイーア、ブラジル 2015年10月28日水曜日:WSLのブラジルQS3連戦の第2戦目となるQS6,000「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」は大会2日目。強い風の影響で、3フィートのグラッシーなブルー・ウェイブは姿を変え、ラインナップは首尾一貫しないチョッピーなコンディションとなった。
そんな中でも、ブラジリアンは激しいサーフィンを見せ続ける。元チャンピオンシップ・ツアー・サーファーのパウロ・モウラ(BRA)が、プライア・ダ・チリリッカのライトハンダーで、イベントのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア8.83を叩き出した。モーラは、6.43でバックアップ。15.26のヒートトータルで1位でラウンドアップ。
また、エア・ゲームで知られているクリスチャン・キマーソン(BRA)が、ストロング・サイドショア・ウインドを利用し、見事なエアリアル・スキルを披露。エクセレントの8.73を7.50でバックアップ。16.23というイベント・ハイエスト・ヒートトータルをマークした。
ラウンド1のインターナショナル・サーファーのなかで、ラウンド2へ勝ち上がった唯一のオーストラリアン・アスリート、マイケル・ライト。彼はカレントCTサーファーのオーウェンとタイラーの弟。
ビッグフローターからリエントリーと、ブラジルの波を確かめるようにサーフィンを繰り返した安井拓海。ヒートを通してリードしたが、ヒート後半にバックハンドでチャージを見せたラムジ・ボウカムに逆転され2位となるも、クリティカルなマニューバーでラウンドアップ。
村上舜は元CTサーファーのウイリアン・カルドゾとフラヴィオ・ナカジマらと対戦。他の選手がスコアを重ねる中、思うように波を掴めない村上舜。パワーハウスのカルドゾがパワーハックで高得点をマークしてヒートをリード。ヒート終盤に入りようやくグッド・ウェイブをゲットiした村上舜。バックハンドで高速マニューバーを披露して5.73をスコア。終盤に入りレフトにチャージする村上だったが、4位で敗退となった。
稲葉玲王は、マルコ・フェルナンデスBRA、カリフォルニアのパーカー・コフィンらと対戦。バックハンドでファーストウェイブで4.17、更に5.77をスコア。一時はトップをブラジリアンから奪うも、後半に入り、パーカーがシャープなバックハンドで8.33のエクセレント。フェルナンデスもブローテールのフォアハンド・スラッシュで7.07をスコアして、3位から1位へアップ。3位へ押し出された稲葉はここで敗退となった。
日本時間の 2015年10月29日19時30分です。
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