WSL-QSブラジル3連戦「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」で新井洋人がR2進出

WSL-QSブラジル3連戦「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」で新井洋人がR2進出 


Hiroto Arai (JPN) - Mahalo Surf Eco Festival - WSL / Daniel Smorigo

 

2015年10月27日-11月01日のウエイティング期間で、ブラジルのバイーア、イタカレで開催されるメンズのクオリファイング・シリーズ6,000「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」が2フィート・レンジのコンディションで開幕した。今回はブラジル3連戦の第2戦目。

 

ウエイティング後にスタートとなったが、突然のトロピカル・スコールでコンディションが悪化したため、大会初日はラウンド1の8ヒートで終了となった。


このイベントには、日本から新井洋人、安井拓海、大橋海人、村上舜、稲葉玲王が出場。前回のサンタカタリーナで16位となった大原洋人はスキップ。


本日は、新井洋人と大橋海人のヒートのみが行われ、新井洋人がヒートを完全に支配して1位でラウンドアップ。大橋海人は惜しくも4位で敗退となった。


新井洋人は、プライア・ダ・チリリッカのリッパブルなコンディションを利用して、ヒートのベスト・ウェイブをセレクト。キロン・ジャボー(HAW)、テイラー・クラーク(USA)、マニュエル・セルマン(Chl)をクリティカルなマニューバーで圧倒し、ヒートスコア12.57を叩き出してラウンド2に進んだ。

Hiroto Arai (JPN) - Mahalo Surf Eco Festival - WSL / Daniel Smorigo

 

 

 

「それは、本当にファン・ヒートでした。異なるピークがたくさんがあって、みんなは波を多く掴むチャンスがありました。」と、新井が言った。「自分はいくつかの素晴らしい波をみつけ、グッドスコアを手に入れることが出来ました。勝利でイベントをスタートできて嬉しいですね。波はターンやエアをするには良い感じで、僕はネクスト・ラウンドへ進むために、その両方をチャージしたんです。」



また、先週サンタカタリーナで行われたQS6000イベントでは、セミファイナルまで勝ち上がったパトリック・グダスカス(USA)が、ハイ・パフォーマンス・マニューバーでイベントのハイエスト・ヒート・トータル15.66(7.83 + 7.83)をマーク。


コンディションが悪化し始める中、ブラジリアン・レジェンド、ファビオ・ゴウベイアの息子であるイアン・ゴウベイア(BRA)も、高速でパワフルなサーフィンのコンビネーションで、14.43のヒート・トータル(7.10 + 7.33)を記録し、ラウンドアップを決めている。


ネクストコールは、ローカル・タイム午前8時。


大会がゴーになれば、ラウンド1のヒート9から再開で、H12に安井拓海、H13に村上舜、H20に稲葉玲王が登場。

ラウンド2に勝ち上がった新井洋人は、ヒート2でタナー・グダスカスUSA、ミッチ・クルーズAUS、メッシアス・フェリクスBRAと対戦。ラウンド2から登場のカノア五十嵐は、ヒート9に登場予定だ。