川合美乃里が2本のエクセレントで圧勝。大村奈央もラウンド4進出。フロリダで開催中のQS60003日目

2本のエクセレントをスコアした川合美乃里 WSL / John Ferguson

現地時間2018年1月20日土曜日 アメリカ東海岸のフロリダ州、セバスチャン・インレット州立公園で、今年初のウイメンズQS6000イベント「Ron Jon Florida Pro pres by Sunshine State Florida Lager」は大会3日目。

キャロライン・マークス(USA)WSL / John Ferguson
史上最年少でCTクオリファを決めたキャロライン・マークス(USA)はラウンドアップ。彼女は、メルボルン・ビーチ(フロリダ)で生まれ育ったサーファー。WSL / John Ferguson

 

本日は オンショアのトリッキー・コンディションでトップ・シードが登場するウイメンズのラウンド3が行われ、日本の川合美乃里は、ラウンド3のヒート3でペイジ・ハレブ、サマー・マセード、ミアー・コリンズというビッグネームと対戦した。

 

 

川合はファーストウェイブから3.67をスコア。更にトップスコアを4.67に塗り替えてヒートをリードする。ヒート中盤にはパワフルなリエントリーとカーヴィングのコンビネーションで8.00のエクセレントをスコア。ヒートスコア12.67としてヒートを完全にコントロール。

 

攻め続ける川合は2発のクリティカルなビッグリエントリーをメイク。7.00ポイントをスコアしてたの選手を圧倒。さらに最後は駄目押しとなる2本目のエクセレント8.00をスコアして圧勝。QS6000のラウンド3でのヒートとは思えない圧倒的な勝利となった。

 

インタビューに応えるミノリ
インタビューに応えるミノリ

 

「自分の最終的な目標はCTにクオリファイすることなので、このイベントは、シーズンスタートに結果を残すために重要なイベントなのです。」と、川合は言った。「波は、自分のホームブレイクとは全然違って、かなりトリッキーでした。ラインナップもない中で幾つか良い波を見つけられました。水が思っていた以上に冷たいんですが、自分のファーストヒートを勝ち上がれて嬉しいです。」とコメント。

 

大村奈央
大村奈央

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大村奈央はH12で、CTコンペティターのキーリー・アンドリュー、レイチェル・プレスティ、テレサ・ボンヴァロと対戦。大村はスタートからバックハンドでクリティカルなセクションでビッグターンをメイクして4.00をスコアしヒートをリード。

 

後半に2位となるもフォアハンドで4.07をスコアして再びトップを奪い返す。終盤にキーリー・アンドリューが6.00、7.33と続けてスコアされて、2位となるも見事ラウンドアップを決めた。橋本恋、黒川日菜子は惜しくもここで敗退。

 

そのほかにもCTコンペティターのタティアナ・ウエストン-ウェッブ、ココ・ホー、シルヴァナ・リマ、ブロンテ・マコーレーは、ラウンド3を勝ち上がっている。川合美乃里は、ラウンド4のヒート2でクレア・ベヴィラックァとサマンサ・シブリーと対戦。大村奈央はヒート7でゾーイ・マクドゥーガル、ポーリン・アドゥと対戦する。

 

世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

オフィシャルサイト:

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wqs/2600/ron-jon-florida-pro-pres-by-sunshine-state-florida-lager