ASP5スターVOLCOM PIPE PROがスタート。辻裕次郎、大野修聖がラウンドアップ。
ノースショア、オアフ、ハワイ(2013年1月31日)賞金総額130,000ドルのASP5スター「ボルコム・パイプ・プロ」がついに火蓋が切って落とされた。12日間のウエイティング・ピリオドの4日間を辛抱強く待ち、現地時間午前8時30分から待ちに待ったヒートがスタートされた。コンテストはウエイティング・ピリオドのなか、素晴らしいコンディションのときに4日間で行われる。本日のウェイブ・フェイス・ハイツは8-10フィート。コンディションはどんどん上向いていった。
そんな中で、日本のサーフィン界をリードするサムライ2名がワールドステージとなったパイプラインに登場した。辻裕次郎は、シェーン・ベシェン、ギレルモ・サット、マイキー・ブリュノーと対戦。波数も少なくトリッキーなコンディションの中、スタートからマイキーがハードなワイプアウトを見せる。慎重なウェイブ・セレクションで、各選手じっくりとセットを待つなか、辻裕次郎はスタートから3.60をスコア。さらにヒート開始10分でパイプのコンパクトでクリーンなバレルをキャッチした辻裕次郎は、4.33をスコアしてヒートをリードする。シェーン・ベシェンも果敢にバックハンドで攻めるも上手くバレルをメイク出来ない。マイキー、サットとも後半にバレルにチャージするがメイク出来ず、辻裕次郎が見事1位でラウンドアップを果たした。
大野修聖は、ハワイのアンソニー・ウォルシュ、マイルス・パダカとカルロス・ムノス(CRI)といった強豪と対戦。大野修聖は、スタートからハードにパイプをチャージ。アメージングなドロップからバレルをメイクして5.50、7.00をスコアして完全にヒートをリードした。さらに大野修聖は後半に入り、ビッグセットをキャッチ。ジェリー・ロペスを彷彿とさせるリラックスしたスタイルで、深いボトムターンから、なめるようにバレルをメイク。アンソニー・ウォルシュがラストウェイブで6.63をスコアして、逆転されはしたものの、大野修聖は2位でラウンドアップを果たした。
トップシードが登場するラウンドオブ64では、辻裕次郎がヒート3にクレジット。ブルース・アイアンズ、トリー・マイスターといったハワイアンとタナー・グダスカスと対戦。また大野修聖はヒート6でパース・スタンドリック、アリツ・アランブルー、ミゲール・トゥデラと対戦する。頑張れ!日本!
オフィシャルサイトでは、オンデマンドで全てのヒートがチェック出来るので是非チェックして欲しい。