6フィートのサンセットで行われたASP4スターイベント「HICプロ presented by Vans.」で林健太が25位。
サンセット・ビーチ、ノースショア、オアフ、ハワイ(2012年11月10日土曜日)賞金総額100万ドルのバンズ・トリプルクラウン・サーフィン・シリー ズのオフィシャル・ローカル予選であるASP4スターイベント「HICプロ presented by Vans.」が、6フィートのサンセット・ビーチでファイナルデイを迎えた。昨日までにラウンドオブ64 H-14が終了。ファイナルデイとなる本日はH-16に田嶋鉄兵。またラウンドオブ32に勝ち上がった林健太がヒート 3に登場した。
ラウンドオブ64のH-16で田嶋鉄兵は、サニー・ガルシア、グレンジャー・ラーセン、ジョエル・センティオと対戦。グランジャー・ラーセンとサニーが、目の覚めるような素晴しいライディングで7ポイントをスコアしてヒートがスタート。ジョエル・センティオも6フィートにサイズアップしたサンセットで素晴しいフォームを見せ、5ポイントを2本をまとめヒートをリード。田嶋はファーストウェイブで、ビッグセットにレイトドロップ。ビッグカーヴィングで3.17をスコアする。後半に入り、再びビッグセットを掴んだグランジャーとサニーがハイスコアをマークしリードを広げる。セットを掴んだ田嶋は4.50をスコアするも惜しくも4位で敗退となった。
ラウンドオブ32に勝ち上がった林健太は、ヒート 3でケアラ・ナヘ、キアヌ・アシン、グレッグ・ナカムラと対戦。大会2日目、3日目と素晴しいバレルを披露した、日本最後の砦となった林健太に期待がかかった。林健太はスタートからセットを掴み、リラックスしたスタイルで素晴しいビッグカービングで3.50をスコアする。再びセカンドウェイブでバレルライドを披露する林健太はセカンドマニューバーでワイプアウトするも6.17をスコア。他のハワイアン達を抑えて2位に付ける。
しかし、あっという間に他の選手がスコアを重ね、4位に転落する林健太。3本目の波では力強いボトムターンからビッグなリエントリーをメイクしたがベスト2は塗り替えられなかった。そのまま後半戦に入り、残り時間3分を切って再びバレルにプルインする林健太。素晴しいバレルライドを披露する林だったが、出口は潰されメイクは出来ず、4位敗退となり25位でフィニッシュとなった。
勝てる試合だっただけに非常に悔しいが、このサンセットで日本の林健太を充分にアピールした。試合後、彼はフェイスブックに「今年最後の試合だったので、悔いが残らないようにと思っていたのに、思いっきり悔しい。また来年も世界にチャレンジ&日本人も世界で戦えるんだ!!ってところを彼らに見せつけて頑張って行きます。」とコメント。今シーズンJPSAグランドチャンピオンを獲得した林健太。来年は更に世界でサムライ・スピリットを見せてくれるだろう! 頑張れ日本!