ASP4スターイベント
HICプロ pres. by Vans
2011年10月28日-11月10日 サンセット・ビーチ、オアフ、ハワイ |
イズキール・ラウはトリプルクラウンの前哨戦である
ASP4スターイベントHICプロで優勝
【サンセット・ビーチ、ハワイ ― (2011年11月6日)】ハワイのウインター・サーフ・シーズンの到来を告げるHICプロは、年に一度のビッグ・イベントである「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の前哨戦。そんなHICプロのファイナルデイが4~5フィートのサンセット・ビーチで行われ、17才でハイ・スクール・シニアのイズキール・ラウが見事優勝した。
カメハメハ・スクールに通うラウは、15才のマウイ島から来たスクールボーイのイアン・ジャンティル、カウアイ島のカマレイ・アレキサンダー、昨年のHICプロ・チャンピオンであるマウイのビリー・ケンパーといったオール・ハワイアン・ファイナルを見事戦い抜いた。学校が終了したラウは、来週11月12日土曜日に始まるバンズ・トリプルクラウンで争うチャンスを獲得するためにフォーカスした。
今日のラウンドを通して勢いをキープしたラウは、35分のファイナルでもライバルたちを封じ込めた。しかし、そんな中でもジャンティルは強烈なチャージを見せ、クリティカル・フィン・フリー・マニューバーでファイナルのベストスコアとなる6.8ポイントをマーク。優勝も夢ではなかったが、バックアップとなるソリッド・スコアを見つけることが出来なかった。アレキサンダーとケンパーも同じようなポジションで、バックアップ・スコアに苦しんだ。
今回のラウの優勝は、今シーズン2勝目で、7月に開催された4スターCopaクイックシルバー・エルサルバドル・イベントでも優勝している。「今年初めて多くのWQSイベントに参加したんです。」と、ラウが言った。「そのため旅をするチャンスが増えて、今年の夏は最高でしたよ。去年もこのイベントに参加したんですけど、波も大きくて全く違う感じの大会でした。かなり悪戦苦闘でした。だから今年は去年より良い成績を残したかったんです。それで優勝出来たから本当に嬉しいんです。僕は、このイベントをずっと楽しみにして来たんです。誰もが出場して、トリプルクラウン出場を目指す。それだけで僕は光栄に思います。」
2009年のHICプロ・チャンピオンであるマウイのハンク・ギャスケルは、今日のセミファイナルに負けたが、2011年のASPハワイ・リージョナル・チャンピオン・タイトルを獲得するための十分なポイントを集めた。彼の結果は、バンズ・トリプルクラウンの最初の2つのイベントでのワイルドカードと、賞金1,000ドル彼にもたらした。
「それは僕にとって大きな意味がある。」と、ギャスケルがASPハワイ・チャンピオンシップに関して言った。「多くの素晴しいサーファーがハワイにいます。たとえ3つのイベントしかなかったとしても、これは我々にとってツアーとして一番身近なものなんです。僕にとっては、トリプルクラウンのシードを獲得したことが最も興奮していることなんです。前にもワールドツアーのサーファー達とは戦ったことはあります。世界最高峰の彼等と戦うことは素晴しいことですね。自分のベストを尽くすことは、自分をプッシュすることになりますからね。彼等とバトル出来ることを願うだけです。」
そして、いよいよハワイ、オアフ島ノースショアで賞金総額830,000ドルの「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン」がスタートする。このトリプルクラウンは、3つの世界的に有名なハワイのサーフスポットで行なわれるコンテストでの総合獲得得点で競われる世界で最も名声のあるサーフィンタイトルである。そのバンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィンの第1戦「リーフ・ハワイアン・プロ」はハレイワのアリイ・ビーチ・パークで11月12~23日で開催される。
ファイナル:
優勝:イズキール・ラウ、ホノルル、12,000ドル – 12.35ポイント(6.35、6.0)
第2位:イアン・ジャンティル、マウイ、6,000ドル – 10.9ポイント(6.8、4.1)
第3位:カマレイ・アレキサンダー、4,000ドル – 10.2ポイント(6.1、4.1)
第4位:ビリー・ケンパー、マウイ、3,000ドル – 9.4ポイント(5.0、4.4)