WSL-QS10,000「クイックシルバー・プロ・サクアレマ」で安井拓海はR2で敗退。
イタウナ、サクアレマ、ブラジル(2015年5月7日木曜日) WSL-QS 10,000「クイックシルバー・プロ・サクアレマ presented by Powerade.」は、3-4フィート・レンジのクリーンなコンディションでラウンドオブ48(ラウンド2)のヒート6までが終了。次第にオンショア・ウインドが強まり、コンディションは悪化した。
ベテランサーファーのトム・ウィッタカー(AUS)は、ラウンドオブ96のヒート18で彼の腕前と経験を示し、本日のハイエスト・ヒート・スコア17.50(9.43 + 8.07)をスコアして、勝ち上がった。
「それは素晴らしかった!」と、ウィッタカーが言った。「僕はこの種のコンディションがリラックス出来るみたいなんです。多くの素晴らしい波がヒートの間に来ていました。本当に楽しみました。プライオリティーは波を選ぶために重要でしたね。間違いなく僕はそれに助けられました。あのパーフェクトな波を利用できてラッキーでした。」
クイックシルバー・プロ・サクアレマのディフェンディング・チャンピオンである、ウィゴリー・ダンタス(BRA)は、プライア・デ・イタウナの波とシンクロして、マキシム・フスナット(FRA)と一緒にラウンドオブ48に勝ち上がった。
「波はサイズダウンした感じですが、サンドバーで良いブレイクをしている。結構イージーな波で、2本の良い波を見つけて、それでトップのポジションを手に入れました。」と、ダンタスが言った。
「僕は非常に集中して、リラックス出来ています。昨年はここで優勝して、その勝利はCTへクオリファイするのに非常に重要でした。サクアレマは、特別な場所です。いつも素晴らしい波があり、それは自分のサーフィンスタイルにフィットするのです。再びここに来れて本当に嬉しいですね。」
サムスン・ギャラクシー・チャンピオンシップ・ツアー・サーファーのイタロ・フェレイラ(BRA)は、15.74のヒート・トータルをスコアし、ラウンドオブ48のヒート3をトップで勝ち上がった。
「いくつかの素晴らしい波を見つけることが出来たことを神に感謝したいです 」と、フェレイラが言った。「自分の戦略を考えて、スモール・ボードに替えたんです。そのボードは、今回の試合の前に毎日使っていた板なんです。
それは自分にパーフェクトな感じで、自分のリズムを維持して、できるだけヒートを勝ち上がりたいです。セット間隔が長かったので、ヒートのスタートから出来る限り多くの波を掴んで行くつもりでした。僕はいくつかのグッドスコアを手に入れて、自分の対戦者にプレッシャーをかけることができました。」
昨日、ラウンド1を勝ち上がった安井拓海は、ラウンド2のヒート3でイタロ・フェレイラ(BRA)、アレホ・ムニーツ(BRA)、グレンジャー・ラーセン(HAV)と対戦。
安井拓海は、スタートから素晴しいライトセットを掴み、クリティカルなセクションでのリエントリーで5.83をマーク。素晴しいスタートを切る。一方、オープニングライドで目の覚めるパフォーマンスを見せたCTルーキーのフェレイラがハイスコアを連打しヒートをリード。バックアップを見つけられない安井は4位を強いられる。
残り時間10分、安井拓海は、プライオリティを上手く使い、グッドレフトをキャッチ。バックハンドでクリティカルなターンを3発決めて6.93をスコア。2位にジャンプアップ。しかしヒート終了間際まで、プライオリティを使って良い波を待っていたラーセンが、バックハンドで大逆転。安井は惜しくも3位で敗退となった。
また、カノア五十嵐は、ヒートスコア14.53をマーク。激しいデッドヒートを勝ち上がり、ラウンドオブ48進出。オーストラリアのコナー・オリアリーも2位でラウンドアップを決めた。
明日コンペティションが再開されれば、ヒート7のマイケル・ライト(AUS)、ニック・ボン・ラップ(PRT)、大原洋人(JPN)、アダム・メリング(AUS)のヒートからスタートとなる。
頑張れ!日本。
大会主催者は、明日午前8時00分のスタートを目指し、ローカル・タイム午前7時30分、日本時間夜19時30分にファーストコールする。
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オフィシャルサイトではライブ中継が行われる予定。
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1230/quiksilver-pro-saquarema/live
http://pro-brasil.quiksilver.com/