野呂玲花ラウンド4進出。ASP-WJC「アリアンツASPワールド・ジュニア」ウイメンズから開幕。

野呂玲花ラウンド4進出。ASP-WJC「アリアンツASPワールド・ジュニア」ウイメンズから開幕。 


野呂玲花がラウンド4進出

プラヤ・デ・リベイラ・ディリャス、エリセイラ/ポルトガル(2014年10月25日土曜日):アリアンツASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップは、クリーンな3~4フィートのピーリング・ライトがブレイクする、リベイラ・ディリャスのポイントブレイクで、今日を開幕した。このスタンドアローン・イベントは、2014年のASPワールド・ジュニア・チャンピオンを決定し、2015年のクオリファイ・シリーズ・イベントへのシード権を提供する。

 

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大会初日は、ウイメンズのラウンド1からスタート。そしてラウンド3までが行われ、クオーターファイナル進出の4名と、ラウンド4を戦う8名の合計12名の選手の数は絞られた。

 

ブロンテ・マコーレー(AUS)

 

3ラウンドが行われた、アリアンツASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップのなかで、パーフェクトスコアに近い2本のエクセレントをマークし、ハイエスト・ヒート・トータル17.50をマークしたのは、20歳のブロンテ・マコーレー(AUS)。ラウンド3の3人ヒート1位で勝ち上がり、ダイレクトにクオーターファイナル進出を決めた一人だ。「ラウンド4をスキップ出来て本当に嬉しいです。」と、マコーレーが言った。

 

「それは、おそらくベスト・サーフィンではなかったです。重要なのはそのことだけ。本当にトリッキーで、ヒートのスタートから8分波を待ちました。ただ波を待っている感じ。セットが入った時は、チャンスを逃し、インサイドにいたんです。ここにはワールドタイトル獲得のために来ました。でも素晴しいサーファーばかりなので、容易いことではなりません。ヒートごと勝ち上がって行きたいですね。」

 

ラウンド2で大逆転勝利を収めた15歳のミアー・コリンズ(USA)。カリフォルニアのサーフィンレジェンド、リッチー・コリンズの愛娘だ。彼女は、残り時間8分で一度はコンビネーションに追い込まれていたが、終了間際にハイエスト・シングル・ウェイブ9.33をマークして、勝ち上がった。「基本的に5分ヒートをサーフィンした感じでした。」と、コリンズが言った。「最後の数分で波に乗った感じでした。私と母にとっては、ちょっと心臓発作が起きそうなくらいのヒートでしたね。」

 

 

マヒナ・マエダ(HAW)

 

優勝候補の一角である、16歳のマヒナ・マエダ(HAW)は、ラウンド1でソリッド・ヒートをサーフし、9.03をマーク。ラウンド3では、ディフェンディング・ワールド・ジュニア・チャンピオンのエラ・ウィリアムズ(NZL)とテレサ・ボンヴァロ(PRT)に対して彼女の素晴らしいフォームを披露。クオーターファイナル進出を決めた。

 

「ルーザーラウンドを避けようとしていました。更にラウンド3を勝ち、クオーター進出できて嬉しいです。」とマエダがいった。「テレサとエラとのハードなヒートでした。彼女たちは素晴らしいサーファーですからね。波も本当にタフだったので、このコンディションで最善を尽くしたと思います。明日はより良いコンディションを願いたいですね。」

 

また先日ブラジルで終了した5スターで2位となったキーリー・アンドリュー(AUS)、バルバドス・サーファーのチェルシー・トゥアク(BRB)もクオーターファイナルを決めている。

 

 

ウイメンズ・ラウンド1に登場した日本の田代と野呂。ヒート2 には田代凪沙、ヒート6 には野呂玲花が登場した。田代はファーストヒートの緊張からか思うような波が掴めずにラウンド2へ。バックハンドが冴える野呂玲花は、ヒートスタートから6.33をスコア。バックアップも6.20をスコア。ジュニアチャンプのウイリアムズを抑えるも、9ポイントを決めたテサ・ティッセンにコンボで破れ、ラウンド2へ回った。

 

田代凪沙はラウンド2で惜しくも敗退したが素晴しい経験となった。

 

ラウンド2では、マンオンマンで田代凪沙は、ハワイのベイリー・ナージと対戦。スケールの大きな波に圧倒された間のあったラウンド1から、緊張もほぐれ2度目のヒートにチャージした田代だったが、惜しくも初のWJCはラウンド2で敗退。13位でフィニッシュとなった。

 

ラウンド1でも決して調子が悪くなかった野呂玲花は、ラウンド2ではエクセレントの 8.00にバックアップ6.33を揃え、南アフリカのジーナ・スミスに圧勝。ラウンド3へ勝ち上がった。

 

キレたバックハンドを披露した野呂玲花

 

 

ラウンド3では、ブロンテ・マコーレー(AUS)、ミアー・コリンズ(USA)と対戦となった野呂玲花。ハイタイドで緩慢なセクションが多いなか、オープニングウェイブでフェイドターンから、クリティカルなセクションを探し出した野呂玲花は、バックハンドでビッグスラッシュ。4.17をスコアする。マコーレーが6.17、コリンズが6.00でヒートをスタート。野呂は3位から追い上げる。

 

 

ヒート前に厳しい表情で波を見つめる野呂玲花

 

 

波数の少ない中、残り時間10分を切ってマコーレーがビッグセットをキャッチ。素晴しいコンビネーション・マニューバーを披露して、9.10をスコア。バックアップも6.97に塗り替え、完全にヒートをコントロールしてタイムアップ。野呂玲花は6.10をスコアして2位に浮上するもラウンド4を強いられることとなった。ラウンド4で野呂玲花はジュニア・チャンピオンのエラ・ウィリアムズ(NZL)と対戦。がんばれ!野呂玲花!

 

明日は明日のネクストコールは現地時間 6:30AM。7:00AMスタート予定。(サマータイム終了にて)。波が大きければメンズで、ハイタイドにウイメンズのラウンド4の予定。ただし、朝、小さかったらウイメンズが行われる。

 

ポルトガルと日本の時差。 10月25日(土)サマータイム中。 現在の日本とポルトガルとの時差は、8時間です。日本の方が、8時間進んでいます。 今回のサマータイムの終了日時は2014年10月26日(日)2時00分。 冬時間になると、日本の方が、9時間進むようになります。

 

現在の日本とポルトガルとの時差は、9時間です。

現地時間の 2014年10月26日7時0分 は、
日本時間の 2014年10月26日16時0分です。

 

オフィシャルサイトではライブ中継が行われる予定。

http://www.aspworldtour.com/events/2014/wjun/1081/allianz-asp-world-junior

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

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田代凪沙
チェルシー・トゥアク
エラ・ウイリアムズ
日本チームのコーチとして指示を出す田中樹
キーリー・アンドリュー
クリティカルセクションで板をかえす田代凪沙
真剣に波を見つめる野呂と田代。
ヒーローインタビューに応える野呂玲花
野呂玲花
チームジャパン
ASPの3メンプライオリティが採用される。
コンテスト会場
がんばれ!日本!