大原洋人が好発進。スペインでASP「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」がスタート。
2014年8月26日火曜日、プラヤ・デ・パンティン、ガリシア ― スペイン :本日より、ASP「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」がスタートした。オープニング・デイは、アイコニックなプライア・デ・パンティンのパワフルな4~6フィートのコンディションで行われ、メンズ3スターのラウンド1からスタート。続けてラウンド2のヒート12までが終了した。
本日の際立ったパフォーマーは、フランスのマーク・ラコマー(FRA)。ラウンド1のオープニング・ヒートに登場した彼は、エクセレント9.70と9.33という、2つの信じられないスコアを手に入れ、ヒートを完全に支配。彼のパワフルなバックハンド・アタックと申し分のないウェイブ・セレクションは、ジャッジパネルに高く評価された。
「楽しかったですね。最近のイベントでは、このような波がありませんでした。」と、ラコマーが言った。「サイズもかなりあって、特にライトハンドがエピックでした。異なった選択肢がラインナップしていて、みんな間隔を空けて波を待ち、全員が波を掴んでいましたね。」
前にフランスで行われたソルーズ・ラカナウ・プロでは、セミファイナルまで勝ち上がったラコマーは、現在ヨーロピアン・ランキング第3位のポジションにあり、このスペインのイベントに加え、ポルトガルで行われる2つのプライムに焦点を合わせ、自身のポジションを固めようと考えている。
「楽しんでグッドスコアを出したいと思って、ここに来ました。だから最高です。新しいサーフボードも調子が良く、このコンディションに自分のスタイルがフィットしている感じです。この感じでスウェルが続くなら、コンテストは凄く楽しくなりそうですね。」
その他にアレックス・リベイロ(BRA)は、ラコマーに似たアプローチで、彼の足取りをフォローするかのように、バックハンドでライトハンダーにチャージ。16.94のヒート・トータルを手に入れラウンドアップ。また18歳のポルトガルのミゲール・ブランコ(PRT)も、フォアハンドでスピーディでシャープなターン、パワー&フローを披露。
ラウンド2のヒート9には、オーストラリアン・レジェンドである41歳のジェイク・パターソン(AUS)がコンテストに出場。最近ではジュニア・センセーションのレオナルド・フィオラバンティ(ITA)のコーチングをしているパターソン。パターソンはラウンド2を勝ち上がり、元パイプライン・マスターのフィットネスとテクニックが、まだ今日のスタンダードであるということを証明した。
今回のASP3スターイベント「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」には、ヴァージニアで活躍した新井洋人、仲村拓久未、田中海周、ハワイの喜納海人に加え、大原洋人やアメリカのカノア五十嵐が出場。また、ASPウイメンズ6スター「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」 も同時開催され、野呂玲花、大村奈央、武知実波、水野亜彩子、北澤麗奈、須田那月、ハワイの前田マヒナが出場。
本日は、大原洋人がラウンド1から出場。ファーストライドから、フォアハンドのクリティカルセクションを攻めるコミットした演技を披露し7.33をスコア。ヒート後半にはバックハンドでチャージを見せて7.83をスコア。ヒートスコア15.16で快勝した。
また続けて行われたラウンド2では、田中海周が登場。スタートから4.50をスコアした田中海周。ヒート後半にも4.17でバックアップするもヒートスコア8.67で3位敗退となった。
明日コンテストが再開されれば、
ラウンド2H15に大原洋人。ラウンド3ではH1に喜納海人、H7に新井洋人、H12に仲村拓久未。
女子ラウンド1は、H1に前田マヒナ、北澤麗奈、H3に武知実波、H4に大村奈央、H8に水野亜彩子、H9に野呂玲花、H10に須田那月が登場する。
昨年のこのイベントでは、新井&大原のW洋人が大活躍。新井洋人はセミファイナルまで勝ち上がり5位入賞を果たしている。世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
ネクストコールは、2014年8月27日午後4時30分。
オフィシャルサイトではライブ中継が行われています。
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/1013/pantin-classic-galicia-pro/live
昨年の大会関連の記事:
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