ステファニー・ギルモアがJベイで今季3勝目。レイキーを抜きランキングトップへ躍り出る。

優勝したオーストラリアのステファニー・ギルモア。 (C) WSL/Cestari

ジェフリーズ・ベイ(サウス・アフリカ(2018年7月13日金曜日))18年ぶりにJベイで開催された女子チャンピオンシップ・ツアー「コロナ・オープンJ-ベイ」のファイナル・デイは、4-7フィートのスーパー チューブスで行われた。

ステファニー・ギルモア(AUS)が、ファイナルでカレントリーダーのレイキー・ピーターソン(USA)を下し、今シーズンのベルズ、ブラジルに続く3度目となる勝利を手に入れた。今回の優勝はギルモアとってチャンピオンシップツアー29回目となり、彼女をランキングトップへ押し上げた。

ギルモア  Credit: © WSL / Tostee
ギルモア  Credit: © WSL / Tostee

「なぜ今まで私がここに来なかったのか理由が分かりません」と、初めて南アフリカでサーフィンして勝利を手に入れたギルモアは言った。「私はいつもJベイと特別な関係があると感じていました。最高に楽しかったし、マジカルな場所です。波はとてもパワフルでパーフェクトです。サンライズ、サンセット、イルカ -決して終わりがない。 みんなありがとう。

(C) WSL/Cestari
(C) WSL/Cestari

素晴らしいコンディションのために、一週間波を待ちました。それは私たちにとって本当に重要なことでした。そして波が来て、すべてのガールズは素晴らしいパフォーマンスをショーアップしました。勝つためには、レイキー(ピーターソン)と私がお互いにとても近いことを知っておくことが重要でした。 この勝利は世界タイトルにとって重要なものだったので、勝ててうれしいです。」

優勝したギルモアとピーターソン(C) WSL/Cestari
優勝したギルモアとピーターソン(C) WSL/Cestari

今回のファイナリストとなったギルモアとピーターソンは、Jベイ前に両者とも2勝を収めており、今シーズンの世界チャンピオン争いには非常に重要な戦いだった。残り4戦で今回レイキーが優勝していればギルモアにとって形勢は不利な状態になっていた。

 

「これがスポーツで、自分が試合をやっている大好きな部分です。障害がありプレッシャーの中でこそ自分自身を見つけることができます。そうやって自分をコントロールしてやることがスポーツの、競技の魅力だと思うんです。長年ツアーに参加して勝利もしてきましたけど、それが好きなんです。レイキーは毎回調子を上げてきています。これが終わりではないですから油断できませんね。」

 

アメリカのレイキー・ピーターソン。(C) WSL/Tostee
2位となったアメリカのレイキー・ピーターソン。(C) WSL/Tostee

 

2018WSLチャンピオンシップ・ツアーのネクスト・ストップは、2018年7月30日から8月5日までカリフォルニアで開催されるVANS USオープンとなる。

 

 

QFでは9.77をスコアして今回3位となったタティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)
QFでは9.77をスコアして今回3位となったタティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)
今回ワイルドカードで出場して3位となった元CTサーファーのビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)
今回ワイルドカードで出場して3位となった元CTサーファーのビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)

http://www.worldsurfleague.com/posts/336848/gilmore-wins-jbay-reclaims-yellow-jersey

 

ウイメンズ・コロナ・オープンJ-ベイ・ファイナル結果:
優勝:ステファニー・ギルモア(AUS)14.24
2位:レイキー・ピーターソン(USA)11.50


ウイメンズのコロナ・オープンJ-ベイ・セミファイナル結果:
SF 1:レイキー・ピーターソン(USA)16.66 ビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)9.33
SF 2:ステファニー・ギルモア(AUS)15.67  タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)10.33


ウイメンズのコロナ・オープンJ-ベイ・クォーターファイナル結果:
QF 1:ビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)12.33 def.ココ・ホー(HAW)8.90
QF 2:レイキー・ピーターソン(USA)15.83 def.ジョアン・ディフェイ(FRA)13.30
QF 3:ステファニー・ギルモア(AUS)15.00 def.ブロンテ・マコーレー(AUS)15.00
QF 4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)18.54 def.セージ・エリクソン(AUS)10.60

 


ウイメンズ・コロナ・オープンJ-ベイ:
ラウンド3結果ヒート1:
ビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)14.40、ジョアン・ディフェイ(FRA)14.30、カリッサ・ムーア(HAW)11.36
ヒート2:
レイキー・ピーターソン(USA)16.83、ココ・ホー(HAW)15.10、マリア・マニュエル(HAW)13.07
ヒート3:
ステファニー・ギルモア(AUS)14.50、セージ・エリクソン(USA)11.57、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)11.04
ヒート4:
タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)15.40、ブロンテ・マコーレー(AUS)13.34、キャロライン・マークス(USA)12.76


2018ウイメンズWSL CTジープ・リーダーボード(コロナ・オープンJ-ベイ
):
1-ステファニー・ギルモア(AUS)45,575pt
2-レイキー・ピーターソン(USA)43,430pt
3-タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)35,245pt
4-ジョアン・ディフェイ(FRA)27,050pt
5-タイラー・ライト(AUS)26,190pt


詳細な情報については、WorldSurfLeague.comをチェック。