大原洋人はCS開幕戦9位。チャレンジャー・シリーズBonsoy Gold Coast Pro大会5日目

大原洋人© WSL / Cait Miers 

スナッパー・ロックス、クイーンズランド、オーストラリア(2024年5月3日金曜日)-2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第1戦、Bonsoy Gold Coast Pro presented by GWMでコンペティションが再開。

 

スナッパーロックスはジェットスキーのアシストが登場する3~5フィートのパンピング・サーフで、女子ラウンド・オブ16から開始。続けて男子のラウンドオブ16が行われた。

 

 

日本人選手として唯一人ラウンドオブ16へ勝ち上がった大原洋人は、H4でマイキー・マクドナー(AUS)と対戦。大原はオープニングでクリティカルなポジションにチャージするがワイプアウト。マイキーは長身を生かしたビッグマニューバーで次々と波を掴んでいく。

 

 

優先権を持って波をじっくりと待つ大原に対し、マイキーはどんどん波を掴みスコアを重ねていく。セカンドウェイブでビッグセットを掴んだ大原はファーストセクションでのリエントリーで体勢を崩しながらも持ちこたえて4.50をスコア。

 

大原洋人(JPN)© WSL / Cait Miers
大原洋人(JPN)© WSL / Cait Miers

 

そんな中でマイキーはバレルをメイクするなどし攻撃の手を緩めず、決定的なライドはないものの、ベスト2を揃えてリードを広げていく。

大原もフルスロットルのサーフィンで対抗するが4.83とスコアを伸ばせない。ペースを崩さないマイキーはトップスコアを7.60として、7.00でバックアップ。大原をニード9.77と追い込んでいく。

 

マイキー・マクドナー© WSL / Cait Miers

 

優先権を使って、スコアリング・ポテンシャルのある波でハイリスクのライディングを試みるが、それを決めきれない。逆にマイキーはリードを広げ、ヒート終盤に大原はバレルをコンビネーションして、5.57をスコアするもそこまで。今大会9位でフィニッシュとなった。

 

 

今大会はスタートから好調にラウンドアップし、更なる上位入賞が期待されていた大原だったが、ブラケット・ステージの高い壁が目の前に立ちはだかることとなった。次なる大原のたちの戦いは、5月9日からシドニーで始まるGWM Sydney Surf Pro。気持ちを切り替えて、がんばれ!大原洋人!

 

今日の最終ヒートでは、世界的に有名なDJフィッシャーが、11×ワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)、8×ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)、3×ワールド・チャンピオンのミック・ファニング(AUS)、ワールド・チャンピオンのジョエル・パーキンソン(AUS)、マーク・オクルーポ(AUS)、チェルシー・ヘッジス(AUS)を含む6人のWSLレジェンドと共にスナッパー・ロックスのラインナップに登場。

 

元プロサーファーのフィッシャーにとっては、「アウト・トゥ・ランチ・フェスティバル」の一環としてクーランガッタ・ビーチで開催される明日の夜の大規模なショーに先立ち、友人たちとパンピングするスナッパーロックスを楽しむ最高の機会となった。

 

 

詳細はWorldSurfLeague.comをご覧ください。

Bonsoy Gold Coast Pro

Presented By GWM

Gold Coast, Queensland, Australia