ASPジャパン「南房総ジュニアプロ」ジュニア&カデット8強、ガールズ4強が決定。

ASPジャパン「南房総ジュニアプロ」ジュニア&カデット8強、ガールズ4強が決定。 


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Day 1 Highlights – Minami Boso Junior Pro 2014

 

 

千葉県南房総市千歳(2014年9月13 日土曜日)2014年ASPジャパンツアー第5戦目となるジュニアイベント『南房総ジュニアプロ』が本日、千葉県南房総市三嶋海岸(千歳ポイント)にてスタートした。大会は明日14日の日曜日まで開催される。

 

大会会場である千歳ポイントの本日の天候は晴れ、早朝は弱い北東の風でサイズは腰から胸のコンディションでU16カデットクラスのラウンド1からス タート。ジュニア、カデット、ガールズともに2ラウンドが行われ、ジュニア&カデットがベスト8、ガールズはベスト4が決定した。

 

今回のイベントは、今年11月にポルトガルで開催される、ASPプロジュニアの世界No.1決定戦であるASP-WJC(ワールド・ジュニア・チャ ンピオンシップ)へ出場する日本代表選手を選考するための大事な1戦である。そのため、アメリカやヨーロッパで開催されているASP-QSイベントなどに 出場している選手達も多数出場。

 


本日のベストスコアをマークした仲村拓久未 

 

昨年のWJCで3位入賞して今年のプライムイベントの出場権を得た大原洋人をはじめ、海外の試合にも積極的に参加し、国内リーグでは2勝をあげている仲村拓久未、アメリカ東海岸のヴァージニアビーチで開催されていたASP4スター「VANSプロ」でファイナルまで勝ち上がり、4位入賞を果たした新井洋人など、ある意味、明日の日本のサーフシーンを背負って立つメンバーが顔を揃えた。

 


まさかのラウンド2敗退となった大原洋人 

 

ジュニアでは、JPSAの茨城で優勝したばかりの仲村拓久未が、その勢いそのままにラウンド2ヒート3のオープニング・ライドで、2つのビッグリエントリーを決め、本日のシングル・ハイエストスコアとなるエクセレントの9.00 をマーク更にバックアップも7.25をスコアして、ヒートスコアでも本日のベスト2ウェイブ・トータル16.25をマークした。

 


安井拓海 

 

数々の素晴らしデッドヒートが繰り広げられた本日。そんな大会初日を象徴するような激しいヒートがラウンド2のヒート1後半で展開された。安井拓海は、成功率の高いエアリバースを武器に高得点をマークし続けて、ベスト2ウェイブ・トータル14.50でトップ通過。終了間際の激しい2位争いの攻防で、塚本勇太が見せた起死回生のバックハンドアタックで8.50をマークして大逆転。そのあと松下諒大もキレのあるバックハンドで7.75をスコアし、ヒートスコア13.25という高いスコアをマークするも3位で敗退となった。

 


塚本勇太 

 

一方で大番狂わせも発生。優勝候補のひとりであった注目の大原洋人は、ラウンド1で8.00をマークするも、ラウンド2でまさかの敗退を喫した。

 

 


田代凪沙 

 

 

ガールズでは、千葉のジュニアで優勝している田代凪沙がラウンド1のヒートで、圧倒的なサーフィンを披露。8.00 にバックアップ7.25を揃え、ヒートスコア15.25という本日の最高点をマークした。

 


川合美乃里 

 

また13歳の川合美乃里は、ラ ウンド2のルーザーラウンドを強いられるも、そこでシングル・ハイエストスコア7.25、ベスト2ウェイブ・トータル13.75をマーク。カデットでは、 湘南茅ヶ崎の森友二が、スタイリッシュなフォアハンドで8.50のエクセレントをマーク。またバックハンドでチャージを見せた澤村康生が7.00にバック アップ5.90を揃え、ベスト2ウェイブ・トータル12.90をマークした。

 

明日はいよいよファイナルデイ。明日は6:30AMにファーストコール。7:00AMスタート予定だ。

 

ジュニア/クオーターファイナル

ヒート1:安井拓海、脇田泰地、
ヒート2:塚本勇太、村上舜、
ヒート3:仲村拓久未、村上蓮
ヒート4:稲葉玲王、新井洋人

 

カデット/クオーターファイナル
ヒート1:古田 龍之助、粟田 生
ヒート2:軽部太氣、村田 翔
ヒート3:中塩裕貴、都筑百斗
ヒート4:森友二、野呂海利

 

ガールズ/クオーターファイナル
ヒート1:宮坂桃子、川合美乃里
ヒート2:田代凪沙、須田那月

 

イベント公式ページは、http://www.aspjapantourlive.com/2014/boso/

 

 

取材、文、写真:山本貞彦

 

仲村拓久未。
左モモ肉離れ。
JPSAの茨城の大会で怪我。しかも、R-1で。
大会中は痛みは夢中でわからなかったとのこと。
やはり、踏ん張れない様子。
でも、気合いでラウンドアップ。

 

 


新井洋人

 

海外枠(ワールドランキング)2名。負けたけど、大原洋人に新井洋人は確定か。 国内枠は3名。候補として、仲村拓久未、塚本勇太、安井拓海、村上舜、村上蓮、脇田泰地、稲葉玲王にチャンスがある。 あと1名は実行委員会にて決定。

 

女子は海外枠(ワールドランキング)1名。で、野呂玲花が確定だろう。 国内枠は1名。田代凪沙が有力候補。 ただし、今大会で須田那月が優勝し、田代がSFで負けてリマッチでも負けて4位で初めて同点という形。 田代が優位か。

 

正式な発表を待とう。


ラウンド1でエクセレントをマークしたカデット森友二
カデットでクオーターファイナル進出の中塩裕貴
セミファイナル進出を果たした宮坂桃子
セミファイナルは、強敵の田代と対戦。須田那月
伊豆、千葉とASPの連勝が続く村上蓮
ラウンド2ではエクセレントをマーク。稲葉玲王
ストレートアップが冴える。村上舜
ハワイ仕込みのサーフィンを爆発させるか。脇田泰地