ASP-WCT第1戦クイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストのラウンド3が再開

ASP-WCT第1戦クイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストのラウンド3が再開。 


ラウンド3を勝ち上がったタジ・バロウ© ASP/ Cestari

 

 

クーランガッタ、QLD、オーストラリア-2014年3月10日月曜日:4日連続のレイ・デーの後、2014年のサムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアーは、メンズのクイックシルバー・プロ・・ゴールド・コーストのラウンド3で再開した。予測されたスウェルは、3~5フィート(1 – 1.5メートル)のクリーンなウォールで到着。コンペティションのエピック・デイの舞台を用意した。

 

フレデリック・パターチア(HAW)とミシェル・ボレーズ(PYF)はラウンド3のヒート2に登場。パワフル・ペアは期待通りのサーフィンでデッドヒートを繰り広げたが、計算され尽くしたバックハンド・ターンで、そのヒートのハイスコア7.00をスコアしたパターチアが僅差でボレーズを下した。

 

「このような波を待って試合が再開されて僕はうれしいですよ。」と、パターチアが言った。「波はまだ難しいけど、良い波を掴めば最高にファンです。レイデイが続いたので、休日が取れ、良い感じで試合に戻れました。ミシェル(ボレーズ)に対して戦うことは決して簡単でないです。彼はとてもパワフルで、ここで良い結果を残していますから。そのヒートを勝ち上がってラウンド4をメイク出来て最高です。」

 

2014年のASP WCTルーキーであるミッチ・クルーズ(AUS)は、エキサイティングなシーソーバトルにおいて、同じクイーンズランドのジュリアン・ウィルソン(AUS)を下す、番狂わせを引き起こした。クルーズは、スナッパー・ウォールを縦横無尽にスナップ&カーヴィングで切り刻み、エクセレントな8.33をスコアして、ヒート勝利を手に入れた。クルーズは、ラウンド4でタジ・バロウ(AUS)とフレデリック・パターチア(HAW)に対する。

 

「僕はジュリアン(ウィルソン)とのヒートでは、絶対にベスト・ウェイブを掴まなければならないと思っていました。彼はトップ選手の1人ですから、スマートにやって、ミスは絶対に許されなかった。」と、クルーズが言った。

 

ファニング© ASP/ Cestari

 

3タイムASPワールド・チャンピオンに君臨するミック・ファニング(AUS)は、今日のラウンド3で最も注目されたエキサイティングなヒートで、クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・ワイルドカードのデーン・レイノルズ(USA)を片づけた。レイノルズは先週、ラウンド1でファニングを破っており、このリマッチはそれ以来ずっと話題となっていたのだ。

 

ヒート前半までは両者ともアベレージ・スコアで互角の戦い。しかし、後半に入り、スコアを重ねていくファニングは、ディープなボトム・ターンからの爆発的なスナップで8.5のエクセレントをスコア。ここでレイノルズのラウンドアップを封じた。

 

「第3ラウンドは、最も危険なラウンドである」と、ファニングが言った。「「デーン(レノルズ)のようなコンペティターに直面することは、今年の残りの勢いを台無しにするかもしれない。本当にトリッキーだった。スタートはかなり気分がよかった。僕は幸運にも岩の近くの波を掴んだ。それは結構、良い波だったよ。」

 

ケリー・スレーター© ASP/ Cestari

 

11タイムASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)は、なぜ彼がこのイベントで4回優勝しているのかを証明するようなパフォーマンスで、ポルトガルのティアゴ・ピレスを破った。ピレスが、スレーターを倒すだけの波とチャンスを見つけ出すのに苦労している間に、スレーターは、前半から非常に鋭いカーヴィング・ターンで 9.07をスコアし、圧倒的なパフォーマンスで勝ち上がった。

 

「トリッキーで、グッド・ウェイブを掴まなければ勝てない日だったね。」と、スレーターが言った。「ティアゴ(ピレス)と僕は、一緒に多くのヒートを戦って来た。ティアゴを侮れない選手だよ。彼には良い波で負けたこともあるし、数年前のこのイベントのセミファイナルで戦った。だから彼がこの波で本当に上手いのを知っているよ。彼はツアーで最もダイナミックな選手ではないかもしれないけど、物凄いパワーを持っているんだ。彼は素晴らしいバレル・ライダーさ。」

 

イベントは、aspworldtour.comyoutube.com/ASPを通してウェブキャストされています。
(※今年の日本語放送は行われません。)

 

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド3結果:
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)12.93 def.トラヴィス・ロギー(ZAF)9.93
ヒート2:フレデリック・パターチア(HAW)10.93 def.ミシェル・ボレーズ(PYF)10.10
ヒート3:ミッチ・クルーズ(AUS)15.16 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)13.76
ヒート4:C.Jホブグッド(USA)10.20 def.アダム・メリング(AUS)9.96
ヒート5:ガブリエル・メディーナ(BRA)13.16 def.エイドリアン・バカン(AUS)4.77
ヒート6:ミック・ファニング(AUS)15.83 def.デーン・レイノルズ(USA)13.46
ヒート7:ケリー・スレーター(USA)16.57 def.ティアゴ・ピレス(PRT)8.67
ヒート8:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)14.00 def.ジェレミー・フローレス(FRA)5.33
ヒート9:ジョシュ・カー(AUS)12.57 def.コロヘ・アンディーノ(USA)11.33
ヒート10:ナット・ヤング15.17(USA)def.ジャドソン・アンドレ(BRA)12.60
ヒート11:ミゲール・プポ(BRA)16.20 def.オーウェン・ライト(AUS)15.90
ヒート12:ジョエル・パーキンソン(AUS)13.66 def.。ディオン・アトキンソン(AUS)13.24

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド4マッチアップ:
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)、フレデリック・パターチア(HAW)、ミッチ・クルーズ(AUS)
ヒート2:C.J.ホブグッド(USA)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、ミック・ファニング(AUS)
ヒート3:ケリー・スレーター(USA)、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ジョシュ・カー(AUS)
ヒート4:ナット・ヤング(USA)、ミゲール・プポ(BRA)、ジョエル・パーキンソン(AUS)

 

 

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