ASP-WCT第1戦「Roxy Pro Gold Coast」がスタート。サリーとステファニーはR2へ。

ASP-WCT第1戦「Roxy Pro Gold Coast」開幕。サリーとギルモアはR2を強いられる。 


カリッサ・ムーア(HAW)© ASP/ Kirstin

Quiksilver and Roxy Pro Gold Coast

2014年サムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第1戦
ロケーション:ゴールド・コースト、クイーンズランド、オーストラリア
開催期間:2014年3月1-12日
ネクストコール:現地時間3月2日日曜日午前7時半
コンディション:2~3フィート(1メートル)のスナッパー・ロックス

 

クーランガッタ、QLD、オーストラリア(2014年3月1日土曜日):ついにその火蓋を切ったサムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー。本日はコンディションが上向くのを待って、ウイメンズの第1戦である「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」から2~3フィートのコンディションでスタートし、ラウンド1の6ヒートが終了。2度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオン、カリッサ・ムーア(HAW)をはじめ、ルーキーであるアレッサ・クイゾン(HAW)とディミティ・ストイル(AUS)が素晴しいパフォーマンスを見せた。

 

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コーストのラウンド1ヒート1で、ハワイアン・ルーキーのアレッサ・クイゾンは、サウス・アフリカのビアンカ・ブュイティンダッグと、地元の大声援に後押しされる、5XASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモアと対戦。クイゾンは、爆発的なバックハンド・ターンで7.93をスコア。さらにギルモアのインタフェアを誘い、トップの座をギルモアから奪い取った。

 

「ステフ(ギルモア)は、この波でのサーフィンの仕方を知っています。自分にとってルーキーイヤー初のヒートは、そんな彼女とのヒートでした。ヒートは凄く緊張して、最初の何本かは震えて落ちてしまいました。」と、クイゾンが言った。

 

「良い波を掴んでも、落ちていたら勝てないのは分かっていました。波はトリッキーで、私とステフは同じ波に行きました。私に優先権があるということを彼女が知っているとは思いませんでしたが、私はそのままライディングを続けたんです。あのヒートに勝ててプレッシャーから、かなり解放されましたね。」

 

ステファニー・ギルモア(AUS)© ASP/ Kirstin

 

「油断をしてプライオリティー・ミスをしてしまいました。」と、ステファニー・ギルモア(AUS)が言った。「勉強になりましたよ。サドンデスはいつもハードです。特にラウンド2は戦いたくないですけど、自分のお気に入りの場所である素晴らしいスナッパー・ロックスで再びサーフィンできますからね。」

 

2度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンに君臨するカリッサ・ムーア(HAW)は、2014年初のASPウイメンズWCTヒートで、彼女の支配的なフォームを続けた。ムーアは一連のパワフルなカーヴィング・ターンでエクセレントな9.00をスコア。圧倒的なパフォーマンスで、ラウンド3へダイレクトに勝ち上がった。

 

YouTube Preview Image

 

「自分にとって最大の心配ごとは、良い波を見つけられるかでした。」と、ムーアが言った。「多くのファンが見守る中、鍵となる勝利を収めることが出来て本当にハッピーです。またウイメンズ・サイドを改善するため、ASPの前向きな取り組みによって、このイベントに関して物凄い興奮がありました。いくつかの素晴しいイベントも復活。我々をサポートしてくれて、メンズ同等となって本当に素晴らしいです。過去にこれ以上は無かったと思います。」

 

ディミティ・ストイル© ASP / Cestari

 

オーストラリアのディミティ・ストイルは、パワフルなフォアハンドの集中砲火で、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.13をスコアした。ルーキーのストイルは、アメリカのレイキー・ピーターソンとハワイのココ・ホーに対し、強烈なスタイルを見せつけた。

 

「自分にとって今シーズンは良いスタートを切れませんでした。」と、ストイルが言った。「だから、このイベントで何も期待はしていなかったんです。ただハイスコアを出せれば良いなと思っていました。でも、ハイスコアを出すのはハードで、エクセレント・レンジを入れるためには、本当に良い波で良いサーフィンをしないと駄目なんです。だから自分の最初のヒートで9と8をスコアしたなんて信じられません。」

 

タイラー・ライト(AUS)© ASP / Cestari

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コーストのディフェンディング・チャンピオンであるタイラー・ライト(AUS)は、ハワイアンのアラナ・ブランチャードとルーキーであるジョアン・デフェイ(FRA)と対戦。8.13をスコアし、支配的なパフォーマンスで彼女のロキシー・プロ・キャンペーンをスタートした。

 

一方、優勝候補の一人であるサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、絶えずミッド・レンジ・スコアを手に入れたが、クロスヒートで惜しくも3位敗退。ラウンド2を強いられ、イベント・ワイルドカードのキーリー・アンドリューと対戦する。

 

 

イベントは、aspworldtour.comyoutube.com/ASPを通してウェブキャストされる。(※今年は日本語放送は行われない)

 

Roxy Pro Gold Coast Round 1 Results:
Heat 1:Alessa Quizon (HAW) 11.83, Bianca Buitendag (ZAF) 9.93, Stephanie Gilmore (AUS) 7.00
Heat 2:Pauline Ado (FRA) 11.93, Courtney Conlogue (USA) 11.83, Nikki Van Dijk (AUS) 9.04
Heat 3:Carissa Moore (HAW) 15.57, Malia Manuel (HAW) 12.96, Keely Andrew (AUS) 8.93
Heat 4:Tyler Wright (AUS) 16.06, Johanne Defay (FRA) 12.50, Alana Blanchard (HAW) 11.00
Heat 5:Paige Hareb (NZL) 12.23, Laura Enever (AUS) 11.90, Sally Fitzgibbons (AUS) 11.50
Heat 6:Dimity Stoyle (AUS) 17.13, Lakey Peterson (USA) 14.67, Coco Ho (HAW) 10.17

 

Roxy Pro Gold Coast Round 2 Match-Ups:
Heat 1:Lakey Peterson (USA), Alana Blanchard (HAW)
Heat 2:Coco Ho (HAW), Malia Manuel (HAW)
Heat 3:Sally Fitzgibbons (AUS), Keely Andrew (AUS)
Heat 4:Courtney Conlogue (USA), Johanne Defay (FRA)
Heat 5:Stephanie Gilmore (AUS), Nikki Van Dijk (AUS)
Heat 6:Bianca Buitendag (ZAF), Laura Enever (AUS)