サーフィン業界に新たな波。静波サーフスタジアムで初の一般ユーザー向け試乗会&展示会が大盛況で開催「ヨコノリスタイル2026」

国内の主要サーフボードブランドが一堂に会する、これまでにない形式の試乗・展示イベント「ヨコノリスタイル2026」が開催された。

本イベントは、従来の業界関係者向け展示会とは一線を画し、一般のサーファーが直接最新モデルを手に取り、さらには実際に波に乗って試すことができる画期的な試みだ。

 

 

業界の「場」の消失を危惧し、企画が始動

 

主催者によると、このイベントは、長年サーフ業界の重要な商談の場であった展示会「インタースタイル」が終了するということがきっかけで企画されたという。「メーカーが新製品を発表し、発信する場がなくなる」という業界内の声に応える形で、新たなプラットフォームの創出を目指した。

 

老舗ウエットスーツブランドの株式会社サンコー(BEWET)、株式会社イナポリ・トレイディング(RASH WET SUITS)、有限会社モア・モスト(MAXIM)も出展

 

「見て、触れて、乗れる」新しい体験価値

 

会場の強みを最大限に活かし、単なる展示だけでなく、併設されたウェイブプールでの「試乗会」をプログラムの核に据えたことが、本イベントの最大の特徴だ。参加者は、入場無料で各ブランドのブースを巡り、気になるボードについて直接メーカー担当者から話を聞くことができる。

 

ロストの西井浩司氏は試乗するユーザーのライディングを見ながらアドバイスも行っていた

 

さらに、セッションチケットを購入すれば、プールで実際にサーフィンを楽しむことが可能。出展メーカーの協力により、最新の試乗ボードは無償で提供され、参加者は心ゆくまで様々なボードを乗り比べることができる。

 

名だたるブランドが集結。今後の展開にも期待

 

チャネルアイランド
ロスト

 

初開催にも関わらず、国内の主要サーフボードブランドのほとんどが出展。会場には、最新モデルを前に目を輝かせる多くのサーファーが集まり、大きな賑わいを見せた。

 

主催者は、「初回でこれだけの“絵”ができたことは大きい。この成功を見て、さらに多くのブランドが興味を持ってくれるはず」と手応えを語る。今後は、ユーザーからの需要を見ながら、年2回の開催も視野に入れているという。

 

業界関係者だけでなく、エンドユーザーにとっても価値のあるこの新しいイベントは、日本のサーフシーンに新たな活気をもたらす起爆剤となるかもしれない。今後の展開から目が離せない。

 

2日間にわたってエアリアルコンテストも開催された。

 

今回2日間に渡り、一番多くのギャラリーを集めていた時間帯はエアリアルコンテストだった。

佐藤魁、高井汰朗、三輪紘也、古川海夕、原田空雅、山本來夢、大原洋人、矢作紋乃丞といったサーファーによるエアーコンテストを2日間にわたって開催。ギャラリーを一番沸かせたパフォーマンスを披露した選手が勝者ということで地元の三輪紘也が優勝した。

 

2日目にエアショーの解説を行った大野修聖。CI岡島氏も会場を盛り上げた
ギャラリーを最も沸かせた三輪紘也が優勝
サーフスタジアムのローカルとも言える三輪。エアの領域はワンランク上を見せた。
2日目だけ参加となったJSの大原洋人。圧倒的なサーフィンでギャラリーを沸かせた
家族で来場してリラックスした表情を見せていた大原洋人
スーパーマンエアを決めて会場を盛り上げた初日のみ参加の矢作紋乃丞
CIの山本來夢
思い切りエアを繰り出していた山本來夢
エアコンテストに多くのファンが集まった。
オーストラリアから帰国して静波に登場した高井汰朗。安定感があり、創造性のあるエアが注目された
スケートボードの要素を取り入れた独自のスタイルが目を引いた原田空雅
早くからエアリアルを自分のマニューバーに取り入れてきた佐藤魁。洗練されたスタイルで完成度の高いエアを見せた
古川海夕にとってエアは特別なものではない。エアはサーフィンの一つのマニューバーとして常に自分のスタイルに取り入れられている
エアコンテストには出場しなかったが、CIセッションで圧倒的なサーフィンを見せていた村上舜
村上舜

 

株式会社ワンワールド、アルコ株式会社、株式会社サーパストレーディング、なども出展し、様々な人気サーフアクセサリーの最新商品をいち早くチェック。

 

 

小林桂や松岡亜音が使用しているアイウェアのCARVE
レジンアートなど海の香り漂う素敵なアクセサリーがラインナップ。オーシャンアートmatsunoi store。静波から波アートを発信
ステンドグラス工房のチット。サーファーマインドをくすぐる海や波をモチーフにした素敵なステンドグラスが最高でした。色々あって良いです。DMにてオーダーも  『Chitto』
アメリカ・フロリダ発のサンスクリーンブランド「Sun Bum(サンバム)」 アルコ株式会社が日本国内の独占販売代理店契約を締結。今シーズンから本格的にスタート
プロサーファー大澤伸幸ディレクションのもと生まれたトラクション。キックの高さにこだわり、アーチをフラットに設定し、カーボンシートを起用する事でレスポンスと強度を引き上げるように考えられている。詳しくはこちらをチェック
TLSの大人気定番のお着替えポンチョ。今季もニューカーラーが登場。こちらをチェック。
TLS BEACH SANDAL TAPA:ブラック・ブラウン全サイズ再入荷 
関野聡プロのワンワールドが出展
日本初上陸の組み立て式サーフボード「NEWAVE」。ロングボードも3つに分解して専用のリュックに背負ってサーフトリップへ。今後はソフトボード仕様も発売になる予定だとか。
組み立て式サーフボード「NEWAVE」それぞれのパーツの組み合わせで自分の好みのサーフボードをセットアップできる。
サーフスケートの試乗会も行われていた。
飲食店のブースも並んだ

 

新しい試みのイベント。セッションをしているサーファーは意外と自分の持ち込んだサーフボードを使っている姿も見られた。

ある出展者は、これだけ多くのメーカーが出展しているんだから、もっと試乗してくれるサーファーを増やしたい。

そのためにボード持ち込み制限をしたり、スタンプラリーのようなイベント性を持たせるとか、セッション料金を出展者が持つなどして、利用者をさらに増やすため、次回に繋げるアイデアを話していた。次回の開催が楽しみだ。

 

 

名称:ヨコノリスタイル2026(ボードカルチャー展示会・試乗会)
日程:2026年2月21日(土)・22日(日)
会場:静波サーフスタジアム PerfectSwell®
住所:〒421-0422 静岡県牧之原市静波2220番地

主催:サーフスタジアム・ジャパン株式会社
施設公式サイトhttps://www.surfstadium-japan.co.jp