ジンズン・ハーバー、台東、台湾(2025年11月5日水曜日) 台湾を代表する玉石ブレイクのジンズン・ハーバーでワールド・サーフ・リーグ・クオリファイングシリーズQS6000「台湾オープン・オブ・サーフィン」がスタートとなった。
大会初日はジンズンハーバーの風の影響を受けた3~4フィートのコンディションで、男子 RD120の4ヒート、男子 RD112 の8ヒート、男子 RD96 ヒート10までが25分ヒートで行われ、女子は本日オフとなった。
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男子ラウンドオブ120とラウンドオブ112からスタートし、ラウンドオブ96へ勝ち上がった日本人選手は、末崎 晃太、米山珠波瑠 、野中秀馬、松野太郎、福井滉東 、眞榮城桜斗、松原渚生、西村昇馬、木下波希、伊波洋介、和氣匠太朗、小栗碧。
松野太郎は、バックハンドの2ターンコンボで7.17というハイスコアを叩き出し1位でラウンドアップ。


「最初ちょっとゲット遅れちゃって、海に入っているとポジションも分からなくて、でも本数乗ろうと思っていて、そうしたら溜まってきた波に乗れて、うまく決めれた感じです」と松野が語った。松野は海外の選手との戦いに慣れるためアメリカのNSSAの試合にも参加しており、その成果が出ていると言った。
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ラウンドオブ96も続けて行われ、H1では小濃来波が2位でラウンドアップ。H2では仲村拓久未、矢作紋之丞が登場。仲村がパワフルなバックハンドを披露し、6.17 と4.50をスコアして1位でラウンドアップ。

「波があるので良いターン出来るかなと思って試合に挑んだんですけど、その中でも1本乗れて良いスタートを切れたかなって感じです。」と仲村が語った。「フィリピンでは最後にいいサーフィン見せれなかったので、ここで最後にカマしたいと思います」と意気込んだ。
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H4では西優司がスタートからビッグセットを掴み、バックハンドで5.33をスコアしてヒートを開始。さらにバックハンドのパワフルなワンターンで6.00をスコアし 1位でラウンドアップを決めた。


「初めの1本目の5点でリズムを掴めた感じでした。風が強くて最初は良くないかなと思ったんですが、フィニッシュがしっかり入ったので良かったです」と西が語った。「ライトだと風が強過ぎて板が煽られちゃって進まないんで、今回はレフト狙いと決めて、それがしっかりはまったんで良かったです。」


H5では岩瀬裕哉が1位でラウンドアップ。「波もジャンクで、波も見えないんでステイビジーでたくさん波乗ろうと思っていました。2本目乗った後にゲットでハマりかけて、息切れして全力でした。バックサイドが得意で地元の愛知のロングビーチの波に似ていて、それをイメージしてやりました」とコメント。


H6では新井洋人がスタートからバックハンドで6.50をスコア。ヒートベストだったがバックアップを見つけられず2位でラウンドアップ。
H8では鈴木一歩、ジョシュア・リヴィ、福井滉東 が対戦。ジョシュアがシャープなフロントサイドで5.20 と 5.00をスコアしてサクソン・リーバーを抑えて、1位で福井が2位で勝ち上がった。
H9では、本日3ラウンド目を戦った松原渚生が、岡村晃友、上山キアヌ久里朱らと対戦。松原が本日3度目の1位通過を果たし、岡村が2位でラウンドオブ64へ勝ち進んだ。

「滅茶苦茶ハードで、何も聞こえなくてハマって、もう訳分かんなかったですけど、とりあえず勝てたんで良かったです」と松原が語った。「右側のライト狙おうかなって思っていて、1本目で形良いの入ってきたので、あれは狙い通りでした。メチャクチャきついですね。久しぶりに3回もヒートやったっす」
明日試合が再開されれば、H11に太田拓杜、西村昇馬、H12小松凛輝、木下波希、H13三輪紘也、伊波洋介、H14野呂海利、和氣匠太朗、H15井上龍一、H16山中海輝、萩田泰智、小栗碧。
ラウンドオブ64からH1伊東李安琉、H2大音凛太、渡邉壱孔、H3須田喬士郎、H4加藤翔平、H5田中大貴、稲葉玲王、H7鈴木仁、H11安室丈、H15小林桂、金沢呂偉、H16西慶司郎、増田来希が登場する。
女子はラウンドオブ48からH2松野杏莉、伊波優月、H3清水ひなた、石井有紗、H5清水ひなの、H6大村奈央、庄司莉花、H7佐藤李、H8松田詩野。
ラウンドオブ32からH1池田美来、H2脇田紗良、H3松岡亜音、H4中塩佳那、H5野中美波、川瀬心那、H8都築虹帆。
がんばれ!日本!









今後のWSL ASIAのQS大会予定
11/17-23 フィリピン / バレア
QS 4000「Baler International Pro QS4000 LQS1000」
11/26-30 ウエストパプア / マノクワリ
QS 2000「Manokwari Pro Pro Junior」




