徳之島町で２年振り、２度目の開催となるWSLイベント「TOKUNOSHIMA TOWN PRO」開催。2023年、世界自然遺産の島・徳之島で初のWSL（ワールドサーフリーグ）イベントとして開催され、大きな話題を呼んだ「TOKUNOSHIMA TOWN PRO」が、グレードを上げて帰ってくる。

今年はQS2000イベントにアップグレードされ、10月17日（金）から19日（日）の3日間にわたり、美しい砂浜が広がる「花徳浜（けどくばま）」を舞台に開催される。

■ ランキングを左右する重要な国内最終戦

今大会は、今年日本国内で開催された御前崎、田原、宮崎に続くWSLアジア-QSジャパンレッグの最終戦となる。今季は台湾、フィリピンなどでハイグレードなイベントが残されているものの、日本人選手にとってはホームでポイントを獲得できる貴重な機会となる。

今シーズン既に宮崎と御前崎のQSで２勝をしている、現在QSアジア・ランキングトップの小林桂も今シーズン３勝目を目指して出場を予定。先日の福島で優勝した渡邉壱孔や川瀬心那もエントリーしており、ハイレベルなコンテストになることは間違いない。

■ 世界基準の経験を積むチャンス

大会スケジュールや開催地が南西諸島であることから、出場選手が限られる可能性があり、選手にとってはポイント獲得と世界基準の経験を積むための大きなチャンスとなる。より多くの選手に参加機会を提供するため、エントリー期間は10月17日までギリギリまで延長されている。

■ 豊かな自然が迎えるサーフの祭典

大会開催にあたり、徳之島町の高岡秀規町長は「世界トップリーグの大会が、美しい砂浜が続く花徳浜で盛大に開催されることを大変うれしく思います」と歓迎のコメントを発表。アマミノクロウサギなどの希少な動植物や、冬のホエールウォッチングなど、世界自然遺産の島ならではの魅力をアピールした。

2年振り、2度目の開催となるWSL QS2000「TOKUNOSHIMA TOWN PRO」。選手たちのランキングを懸けた戦いと、徳之島の雄大な自然が織りなす最高のサーフイベントに注目だ。

大会の最新情報、ライブ配信、ヒート表などは、オフィシャルサイトで確認できる。公式サイト：http://www.tokunoshimatownpro.com/