
五十嵐カノアのワールド・チャンピオンシップツアーでの舞台裏を記録したシリーズ「EYE OF THE STORM」のエピソード23が公開された。この映像では、ドリーム、モーメント、そしてメモリーを追い求めるカノアの1年の軌跡を描く。
エピソード 23の「PORTUGAL W/ FRIENDS」では、あまり良い結果にはならなかったワールド・チャンピオンシップ・ツアーの9戦目が終了し、JSのサイン会に参加したり、数日間の休養の後、ポルトガルを訪れ、カノアが友人たちとBBQやサーフィンしたりする様子を紹介している。
ブラジルでの試合後、カノアたちがファンとのサイン会や写真撮影に応じている様子が映し出され「最もブラジル人らしい日本人」と紹介され、流暢なポルトガル語でファンと気さくに交流している姿が印象的。
ポルトガルでカノアは、仲間たちとサーフィンに行ったり、バーベキュー(BBQ)を楽しんだりするリラックス。BBQでは、肉の焼き方をめぐって冗談を言い合ったり、その出来栄えを褒め合ったりと、和気あいあいとした雰囲気だ。会話の最後には、次の目的地であるヨハネスブルグへパリ経由で向かうフライトの計画について話している。
「ブラジルは終わった。で、何をしたかって? 数日休んで、ただのんびりした。サーフィンもジムもなし。マドリードに数日行って、ポルトガルで数日ぶらぶらして。で、今はJ-Bay(ジェフリーズベイ)の大会開始まで約12日。だからまたトレーニングを再開して、サーフプログラムに戻って、ボードの準備とかをしている。ポルトガルにもう数日滞在して、波も来るみたいだから、南アフリカの冬に向かう前にヨーロッパの夏を楽しむよ。」とカノア。
次の試合は7月11日~20日
コロナ・セロ・オープン J-ベイ ジェフリーズ・ベイ、南アフリカ
制作:ベルナルド・カロ・デ・ソウザ、五十嵐カノア