
南アフリカ、クワズールー、バリート(2025年6月29日日曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイ・シリーズ(QS)2,000、バリート・オープンは、ファイナルデイを迎え、男子のラウンドオブ16のH3からスタート。コンディションはかなりサイズダウンした中での最終日となった。
そのヒートでは、西慶司郎がハワイのジャクソン・バンチ、ジョセイ・フォルクナーと対戦。ジョアン・ドゥルーは怪我で欠場。
西はスタートからバックハンドで3.50、フォアハンドで6.67をスコア。ヒートを序盤からコントロール。ラストライドでもバックハンドのリエントリーを決めて6.50をマーク。クオーターファイナル進出を決めた。

クオーターファイナルに勝ち上がった西慶司郎は、南アフリカのルーク・トンプソンと対戦。
スタートから積極的に波を掴み、今回好調なバックハンドでクリティカルなターンを決め、6.17をスコア。バックアップ4.00をスコアしてヒートをリード。

全く自分のサーフィンを見せられないトンプソンは、ヒート終盤エアリバースを決めるなどし、4.50をスコア。ニード5.66まで追い上げる。ラストでもトンプソンが最後の力を振り絞って渾身のライでインングを見せるも逆転ならず。西慶司郎がセミファイナル進出を決めた。



西慶司郎はセミファイナルではハワイの新星ジャクソン・バンチと対戦。西はスタートからフォアハンドのブローテールエアをメイクし6ポイントをスコアしてアドバンテージを取ると、3.80でバックアップ。

最後はフロントののエアリバースまでメイクしトップスコアを7.00に塗り替え、ラストウェイブで追い上げるバンチを振り切り、見事でファイナル進出を決めた。
ファイナルでは、CSサーファーのブラジルのルーカス・ヴィセンテと対戦。コンディションが悪化する中、西がバックハンドで4.33をスコアしてリード。さらに4.67をスコアしてリードを広げる。
しかし後半に入り、5.27をスコアしたルーカスが少しづつ差を縮めてくる。残り時間5分を切り、ルーカスがエアリバースをメイク。1発で7.50をスコアして逆転。惜しくも西は優勝の逃したものの、見事準優勝を決めて、明日からのCSに弾みをつけた。




女子クオーターファイナルでは中塩佳那と池田美来がセミファイナル進出。都築虹帆と都筑有夢路は惜しくも敗退。
中塩佳那と池田美来がキラ・ピンカートン、アーネット・ゴンザレス・エチェバリと対戦したが惜しくも敗退。
それでも明日から始まるチャレンジャー・シリーズに参戦するCSサーファーが多数参加するハイレベルなQS2000で見事5位入賞。明日からのCSに弾みをつけた。


現地時間6月30日(月)からチャレンジャー・シリーズの第2戦が同じ会場でスタートとなる。がんばれ!日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/416/ballito-open/main