日本のコナー・オレアリーが男子エリミネーション・ラウンドを突破し、ラウンドオブ16進出。レクサス・トレッスルズ・プロ2日

USA、カリフォルニア州サンクレメンテ(2025年6月11日水曜日) –ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第8戦レクサス・トレッスルズ・プロ・プレゼンテッド・バイ・アウターノウンが、現地時間8時にスタート。

 

4~6フィートの波が続き、男子エリミネーション・ラウンド、ヒート6~8が行われ、その後、女子エリミネーション・ラウンド、男子ラウンドオブ16、女子クオーターファイナル(ヒート1~2)が30分ヒートで行われる。

 

ファイナルデー進出のスポットが争われるこのラウンドでは、2025年の世界タイトル獲得に向けて、すべてのポイントが重要になる。

 

 

男子エリミネーション・ラウンドの朝一のヒートには、CTベテランのコナー・オレアリー(JPN)が、2024年CTルーキーのアラン・クレランド(MEX)と対戦。コナーはスタートからバックハンドで6.17をスコアしてヒートを開始。

 

 

セカンドではブローテールリバースを披露するなど好調さを見せる。3本目の波ではレフトを選び、フォアハンドでキレのあるビッグマニューバーを描き、3ターンコンボで6.83をスコアしリードを広げる。

 

コナー・オレアリー(JPN)WSL / Pat-Nolan

 

最後はトップスコアを7.07 まで上げ、再びバックハンドのブロテールリバースをメイクし、圧倒的な試合運びで勝利し、ラウンドオブ16へ勝ち進んだ。本日はこの後、女子エリミネーション・ラウンドが行われて、男子ラウンドオブ16の予定でもう一度コナーの出番が回ってくる予定だ。

 

コナー・オレアリー(JPN)WSL / Pat-Nolan

 

インタビュアー ロジーホッジ: コナー、あなたにとっては手堅いヒートでしたね。ゴールドコースト・プロでのアランとのラウンド32のヒートの、ちょっとしたリベンジになったんじゃないですか。


 コナー: ええ、実は直前にちょっと考えたんですよ。「ああ、あいつには…バーレーでやられたな。またやられるわけにはいかない」ってね。でも、正直なところ、昨日はすごくスローなヒートで、良い波じゃないと思って波に乗らないというミスを犯したんです。

ここでは波がゆっくりブレイクするので、波が徐々に形作られるのを見ることができ、もし波が岩にヒットしそうなら、遅れてスイングすれば良いと… でも、自分はすぐにその波を諦めて、パドルで波を越えました。

そしたらヤゴが6点を取って、その後はあまり波が来なくて。だからそのミスを犯したんです。で、今日はとにかく波に乗りたかった、ただそれだけです。


正直に言うと、このヒート全体で一番満足したのは、レフトの波で良いスコアを出せたことです。僕も他の皆も、普段はライトの波にたくさん乗るじゃないですか。だから、レフトの波で何らかのスコアを出して、自分のフォアハンドを披露できたのは、ものすごく満足感がありました。ええ、いくつか波に乗って調子を上げて、勢いをつけて、そこから組み立てていく感じが良かったですね。

 

 

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今回は母親の柄沢明美さんがカリフォルニア入りしコナーを現地で応援している。

がんばれ!日本!

 

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。