マーク・オクルーポ、永遠のストーク。オッキーがベルズとクラウドブレイクを愛し続ける理由

マーク・オクルーポ photo:billabong

オッキー、レイジング・ブル、1999 年ワールドチャンピオンとして知られるマーク・オクルーポは、サーフィン界で最も刺激的なアイコンの一人だ。圧倒的なパワー、恐れを知らないスタイル、そして妥協のない個性を武器に、その時代を象徴する存在となった。

 

58歳になった今も変わらないサーフスタイルを披露するオッキー photo:billabong

 

マーク・オクルーポの時代を超越した技は、ビラボンが公開した新しいショートフィルムのベルズビーチとクラウドブレイクでのライディングで証明されているように、58歳になってもなお健在だ。

 

 

 

 

マーク・オクルーポのストーリーは、1999年の世界タイトル獲得という快挙で最高潮に達する。

 

彼はロックスターのように世界を熱狂させたが、心身のバランスをくずしてシーンから姿を消した。しかし、どん底まで落ちた天才サーファーは、カムバックして世界タイトルを33歳で獲得。オーストラリアのサーフィンを代表するアイコンへと復活を遂げた。

 

オッキー photo:billabong

 

しかし、オッキーは栄光の時代で立ち止まってはいない。彼は今でも常に情熱に溢れ、永遠のグロムのように新しいボードを抱えて良い波を求め続けている。そして、その姿勢が彼のサーフィンをより良いものにしている。

 

 

 

そんなオッキーの40年にわたるサポーターであるビラボンは、新しいオッキーコレクション の発売に合わせて、オッキー自身の最近の映像をを公開した。

 

オッキー photo:billabong

 

11分間の映像では、何十年にもわたる絶え間ない情熱が、サーファーに何をもたらすかをよく表している。オッキーは、クラシックなベルズでもクラウドブレイクでも、相変わらずリラックスしてサーフィンを楽しんでいるのだ。

 

今回の旅をオッキーと共にしたのはレニックス・スミス。レニックスは19歳で、ニューサウスウェールズ州シェルハーバーでスタイルを磨き、今年のWJCで3位となったアップカマー

 

映像では、ベルズとクラウドブレイクという、陰と陽のコントラストが印象的な 2 つのロケーションで、オッキーの永遠の情熱と、まるで芸術のようなサーフィンを披露している。

 

2 つのロケーションで撮影されたこの映像は、オッキーの昔の映像をリメイクしたものではなく、全て2025年4月と5月に収録されたという正真正銘の現在のオッキーの姿なのだ。

 

 

ここに戻ってくると故郷に帰ってきたような気分になるんだ。

 

「若い頃からベルズとは波長が合ったんだ」とベルズについてオッキーは言う。「ある日の午後、あるセッションですべてがカチッとはまった。『すげえ、これ以上ないってくらい最高のサーフィンができた!』って思ったのを覚えてる。

波は最高で、その感覚を永遠に保ちたかった。もう失いたくないレベルのサーフィンに到達したんだ。

あそこに戻るたびに、僕はその感覚をもう一度見つけようとする。だって、すごく自然に感じるから。戻ってくると、故郷に帰ってきたような気分になるんだ」

 

「ボウルのずっと奥にいる時、初のボトムターンを成功させたいとだけ考えている。そのボトムターンを終え、最初の大きなターンに到達してそれを成功させることができれば、それはまさに魔法のような感覚だ。

 

 

 

クラウドブレイクに関しては「クラウドブレイクは特別だよ。大きなオープンフェイスがチューブとターンをもたらしてくれる。僕のサーフィンに合っていて、最初の日からずっとそうなんだ」

 

ベルズと同様、オッキーはフィジーともより本能的なレベルでつながっている。

 

「海に入る前にだって、やるべき事はたくさんあるんだよ」と彼は言う。「空を見上げ、風を感じ、海の質感を見る… 日の出を見ながら、ヨガをする。それは、パドルアウトする前に、陸と海と空とコミュニケーションをとるための重要なプロセスなんだ」

 

波と一体になって、その瞬間に自分が感じるものだけを受け入れる

 

「自分にとって、その精神性は現実のものなんだ。そう言うだけで鳥肌が立つよ。海は生き物であり、呼吸している、そして自分を知っていると思うから。

サーフィンをしているときは、何も考えていないし、海に逆らおうともしていない…波と一体になって、その瞬間に自分が感じるものだけを受け入れるんだ」

 

ベルズからクラウドブレイクまで、オッキーが故郷にいることは明らかだ。

だからこそビラボンは、彼が初めてボードショーツを履き、ボードのノーズに波を模ったビラボンのステッカーを貼ってから40年という節目に、彼をふたつの場所へ送り返したのだ。

 

「今、ここに戻ってきたことは自分にとって素晴らしいことだけど、他にどこに行ったり、何をしてるか想像もできない。サーフィンだけが自分にとって重要なことだった」とオッキーは言った。

 

2つの象徴的な場所。1人のアイコニックなサーファー。オッキーにしかできないやり方で、過去を現在に引き寄せる。

 


「今まで以上にサーフィンが大好きなんです。クレイジーですよね。
こんなに長く、こんなにサーフィンを愛し続けるなんて、まったく想像もしていませんでした。

もう良いサーフィンができなくならない限り、この愛は決して終わらないでしょう。たとえそうなったとしても、おそらくサーフィンは大好きのままだろうね。決して止まることはないでしょう。」とオッキーが言った。

 

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