
五十嵐カノアのワールド・チャンピオンシップツアーでの舞台裏を記録したシリーズ「EYE OF THE STORM」のエピソード12が公開された。
この映像では、ドリーム、モーメント、そしてメモリーを追い求めるカノアの1年の軌跡を描く。
今回のエピソード 12「I LOST TO A WEIRD RULE…奇妙なルールで負けた…」では、エルサルバドルでの物議を醸し出したヒートから、再びホームを離れた旅がスタート。
エルサルバドルでのコンテストの終了から、カリフォルニアの波、そしてオーストラリアでの新たなスタートまで、カノアにとっては忙しい1週間を収録。
今回はエルサルバドルのヒート後にインターフェアを取られた瞬間にについてカノアがコーチのジェイク・パターソンと話をしている映像も収録されている。
「あんな風に負けたなんて信じられない。でも、自分の考えはこうだったんだ。あと 2 分しかない状況で、彼は波に乗れるだろうから、僕はキックダウンして 2 番目の波に乗るんだって。
だから「よし、彼があまり遠くに離れないようにしなきゃ」って思ったんだ。でも、それから「よし、あと 1 分だ、彼は 1 回しかテイクオフできない」って。だから、そこから一気に攻め始めた。あの波が来るのが見えなかったんだ。そして、ただただ必死に彼に追いつこうとしてたんだ。」
1、2秒で勝負が決まる。35分のヒートが1秒に縮まったってことだ。とジェイク・パターソンが言った。
ハンティントンに一度戻り、最高のバレルをメイクして、そのままベルズに移動したカノアは到着早々フリーセッションを開始。サーフ後にコメントして今回のエピソードを締め括った。
「ベルでの最初のセッションでした。ボードの感触はマジックみたいで、すごく興奮してるよ。金曜日の競技初日からスタートする予定で、金曜と土曜はすごく良さそうだよ。
本当に楽しそうだし、それから、おそらく数日休んで22日か23日にコンテストを終える予定だからすごくエキサイティングになりそう。
予報もすごく楽しそうだから来週の水曜日にまたチェックしてね。」
CT第5戦の「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ・プレゼンテッド・バイ・ボンソイ」のオープニング・ラウンドではH11でグリフィン・コラピント(USA)、ジャクソン・バンチ(HAW)と対戦するカノア。更なる活躍に期待したい。
制作:ベルナルド・カロ・デ・ソウザ、カノア・イガラシ