2024/25年のWSLアジア最終戦としてQS3000フィリップ・アイランド・プロ開催。2025年のアジアCS代表を決定する

クーランガッタ、QLD / AUS(2024年12月18日水曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)アジアパシフィック(APAC)は、来年2025年3月17日~22日の日程で、QS 3000フィリップ・アイランド・プロ を開催することを発表。これは2024/25年のアジアQSの最後のイベントとなる。

 

12ヶ月以上にわたって12以上のイベントで競い合ってきた後、2025年のワールド・サーフ・リーグ(WS アジア・パシフィックの選手を対象とした2025年のワールド・サーフリーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)へのレースは、2025年3月17日から22日にかけて開催される、フィリップ・アイランド・プロ・クオリファイ・シリーズ(QS)3000イベントでクライマックスを迎える。

 

WSLとビクトリア州政府間の新たな合意により、フィリップ・アイランド・プロはビクトリア州のバス・コーストにあるケープ・ウォラマイで開催される。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/354/phillip-island-pro/main

フィリップアイランドでWSLアジア最終戦。Credit: WSL / Robertson

 

このイベントはオーストラリア/オセアニアとアジアの2つの地域が共同開催するもので、2026年のエリート・チャンピオンシップ・ツアー(CT)のクオリファイを目指すサーファーにとって究極の戦いの場となる2025年のチャレンジャー・シリーズへの出場権を狙う10カ国以上の選手たちが集結する。

 

「フィリップ・アイランドはサーフィンに最適な素晴らしいエリアであり、エリートレベルの大会開催の歴史も豊富です。そのため、2025年のWSLチャレンジャー・シリーズの地域代表を決めるのに最適な場所です」と、WSL APACのプレジデントであるアンドリュー・スタークは語った。

 

「WSLは、このイベントへの貴重な支援とビクトリア州全体におけるプロサーフィンへの献身に対して、ビクトリア州政府に心より感謝いたします。WSLフィリップ・アイランド・プロ・クオリファイシリーズとプロジュニアのイベントが新たに加わり、ビクトリア州では、WSLロングボードツアーのイベントや、歴史あるリップカール・プロ・ベルズ・ビーチでのチャンピオンシップ・ツアーを含め、年間4つのWSLイベントが開催されることになる。」

 

 

オーストラリア/オセアニア地域では、男子7名、女子4名のチャレンジャー・シリーズ・スポットが、アジア地域では男子5名+ワイルドカード1名、女子3名+1ワイルドカード1名のスポットが提供される。フィリップ・アイランド・プロは、選手たちにとっては今シーズン最も重要なイベントのひとつとなり、ファンにとっては最もエキサイティングなイベントのひとつとなるだろう。

 

2025年のチャレンジャー・シリーズのアジア枠は男子6名、女子4名。

 

 

男子6名の内訳は、リージョナルQSランキングトップ5+1名のリージョナルワイルドカード。女子4名の内訳はリージョナルQSランキングトップ3+1名のリージョナルワイルドカード

 

2024年4月から2025年3月までの2024/25 QSシーズンでは、それぞれのサーファーのトップ5の結果がカウントされる。

 

 

 

WSL -QSアジア・リージョン男子ランキングは、現在インドネシアのブロンソン・メイディがトップに。2位に加藤翔平、3位に安室丈、4位に伊東李安琉、5位に岩見天獅。

今大会が3000ということから下位の選手にも十分チャンスが残されている。6位の西慶司郎は4戦しか出場していないため、この試合で上位にカウントされれば、ジャンプアップが見込める。

 

またアジアの中で強さを維持している日本女子は、都築虹帆はランキング1位。2位に松岡亜音、3位に池田美来。僅差で中塩佳那が4位につけている

 

2024/25年シーズンのQSアジア・リージョン・イベント:

 

また、このイベントでは2025年オーストラリア/オセアニア・プロジュニアシリーズも開幕し、この地域から100名を超える20歳未満の有望な選手たちが、同じ期間に開催されるフィリップ・アイランド・プロジュニアの初開催に出場する予定である。

 

2025年のフィリップ・アイランド・プロQS 3000は、2025年3月17日から22日まで、ビクトリア州バス・コースト・シャイアのフィリップ・アイランド、ケープ・ウーラマイで開催される。詳細は WorldSurfLeague.com をご覧ください。