大原洋人、西慶司郎、都筑有夢路が9位。チャレンジャー・シリーズ最終戦「コロナ・サクアレマ・プロ」大会4日目

ブラジル、サクアレマ、プライア・デ・イタウナ(2024年10月15日火曜日)  ワールド・サーフ・リーグ(WSL)CS最終戦のコロナ・サクアレマ・プロ presented by Banco do Brasil 大会4日目。

大会4日目は 男子ラウンドオブ32のH5から再開、続けて女子ラウンドオブ16、男子ラウンドオブ16が行われ、R32のH6に大原洋人、女子R16のH6に都筑有夢路、男子R16のH4に西慶司郎が登場した。

 

 

ラウンドオブ32のH6に大原洋人が登場。CSランク1位のサミュエル・プポ、エドガード・グロッジア、ウインター・ヴィンセントと対戦。スタートからグロッジアが7.00のハイスコアをマーク。ヴィンセントも7.83をスコアし、二人がヒートをコントロール。

 

大原もレイバックハックで5.67をスコアして応戦。更にセットの波を掴み、ファーストマニューバーでテールハイのエアリバースをメイク。7.07をスコアし、残り15分でトップに立つ。

 

終盤ヴィンセントに逆転された大原だったが、バックアップを高速エアリバースをメイクすることによって6.27まで引き上げ、強豪ブラジリアンの追い上げを振り切り、見事2位でラウンドオブ16へ勝ち進んだ。

 

 

 

女子のラウンドオブ16ではH6では都筑有夢路が、スペインのジャニール・ゴンザレス・エチェバリと対戦。ジャニーレはバックハンドの3ターンコンボで6.83をスコアしてヒートを開始。

 

その後、ハイタイドで前のヒートまで入っていたセットが入らずに 都筑は優先権を持ってノーライドのまま残り時間10分を切った。予想外の展開を強いられる中でビッグセットを掴んだ都筑は、ビッグターンからのリエントリーをメイクし、5.67をスコアするも逆転はならず。

 

 

都筑有夢路 © WSL / Thiago-Diz

 

その後もセットは入らず、残り5分を切り、都筑がカットバックからリエントリーを決めるがスコアは3.83と逆転には届かず。

 

終了間際に優先権を得たが、そのままタイムアップ。勝てる試合だっただけに悔しい敗退となり、最終戦を9位でフィニッシュとなった。

 

西慶司郎 とシルバ © WSL / Thiago-Diz
西慶司郎

 

男子ラウンドオブ16で西慶司郎はH4でCTサーファーのデイヴィッド・シルバと対戦。西はスタートから快調に飛ばし、今回絶好調のバックハンドサーフィンで5.17、4.67とスコア。ヒートをコントロールする。

 

しかし後半に入りアンダー・プライオリティの中で波を掴むシルバが逆転。西はじっくりと波を待ち、残り1分でニード5.84を逆転するために波を掴み、ラストライドにチャージ。

 

最後のクローズセクションではクリティカルなターンを決めたが、スコアは5.57と僅かに届かず。ブラジリアンCTサーファーを相手に来シーズンに繋がる戦いを見せた。今大会は9位でフィニッシュ。

 

 

大原洋人 © WSL / Thiago-Diz

 

H5で大原洋人がオーストラリアの新鋭ジョエル・ヴォーンと対戦。ヒートで大原はじっくりと波を待ち、ビッグセットを掴み6.00をスコアして幸先の良いスタートを切る。

 

大原洋人

 

ヒート前半をリードした大原だったが、後半に入りジョエルが7,84をスコアして逆転。

 

残り5分で大原は逆転を賭けて波を掴んだ。ニードスコアは6.01。しかし大原のスコアは5.57と僅かに届かず。ラストライドもスコアを上げるにはセクション足らず。今大会9位でフィニッシュとなった。

 

今シーズンは初戦から9位、バリートで5位になるなどランキングで上位に食い込みCTクオリファイも目前だったが、最後の最後にその夢は大原の手からこぼれ落ちた。

特に最後のポルトガルとブラジルでのサーフィンは非常に調子が良く上り調子だっただけに悔しい敗退となったが、来シーズンに繋がるサーフィンを見せた。

 

 

ライブ中継を見る

コロナ・サクアレマ・プロ presented by Banco do Brasilは、10月12日から10月20日まで、ブラジルのサクアレマのプライア・デ・イタウナで開催される。この大会はWorldSurfLeague.com無料のWSLアプリでライブ中継される。

オフィシャルサイト:Corona Saquarema Pro

Presented By Banco do Brasil

Saquarema, Rio de Janeiro, Brazil