カリフォルニア州ハンティントンビーチ – 2024年11月9日
2024年ISAワールド・パラ・サーフィン選手権(WPSC)の第9回大会は、ハンティントンビーチで理想的なコンディションの中、素晴らしいアクションが繰り広げられた後、幕を閉じた。
大会最終日は昨日の4名の勝者に加え、14名のワールドチャンピオンが誕生。 これまでにないほどパフォーマンスレベルが高まった、非常に競争の激しいファイナルデーととなった。
Highlights – Finals Day – 2024 ISA World Para Surfing Championship
フランスは、3年間にわたって繰り広げられた接戦の末、アメリカを破り、チームで2年連続優勝を果たした。
優勝した国は、金、銀、銅がそれぞれ2つずつ、そしてカッパーが4つ、合計10個のメダルを持ち帰った。 ここ数年で最強のチームを擁したオーストラリアは、2017年以来となる銅メダルを獲得。 昨年は表彰台を逃したが、2020年のチーム世界チャンピオンのスペインは、2022年のパフォーマンスに匹敵するカッパーメダルを獲得した。
男子プローン2で金メダルを獲得したフレディ・マリモン(COL)「私たちは1年間戦い続けてきた」とマリモンは語った。「勝利のために、1年間、献身し、犠牲を払い、すべてを捨ててきた。なぜなら、私はそれを望んでいたからだ。多くの扉が閉ざされた年だったが、神が別の扉を開いてくれたことで、自分にとって有利なヒートとなった」
女子ニール/アップライトで金メダルを獲得したオードリー・パスカル(ESP)は5ポイント台の好スタートを切ったが、パスカルの2本目のライディング7.83が彼女に待望の優勝をもたらす決め手となり、見事勝利を収めた。
「私たちは皆、波がもう少し良くなって、自分たちのサーフィンを見せられることを期待していました」とパスカルは言った。「結局、海の中でとても楽しむことができました。皆、素晴らしい波に乗ることができました。このような結果になってとても嬉しいです。
日本チームは4つのメダルを獲得。
昨日は加藤真吾が男子STAND 1で金メダル、高尾千香子が女子STAND 1で銀メダル、奈良優がSTAND 1でカッパーメダルと3名がメダル獲得した日本チーム。大会最終日にはSTAND 3で勝倉直道がカッパーメダルを獲得し、合計4つのメダルを獲得。チームで日本は昨年の7位を上回り6位となった。
日本チーム 女子Stand1 高尾千香子、男子Stand1 奈良優、男子Stand1 加藤真吾、男子Stand2 山本晴一、男子Stand3 勝倉直道、女子Prone1 市川友美 男子Prone1 真栄城興和、男子Prone2 藤原智貴、男子Prone2 生方亮馬、男子Kneel 釣井景介、男子VI2 藤崎滋
結果
チーム
ゴールド – フランス
シルバー – アメリカ
ブロンズ – オーストラリア
カッパー – スペイン
6位 日本
女子プローン1
ゴールド – サラ・ベッテンコート(USA)
シルバー – パロマ・オナテ(ESP)
ブロンズ – ジョン・モレマン(NED)
カッパー – スザンヌ・エドワーズ(ENG)
男子プローン1
ゴールド – カイ・コレス(AUS)
シルバー – ジョエル・テイラー(AUS)
ブロンズ – クレウソン・アラウージョ(BRA)
カッパー – ケーシー・プラウド(HAW)
女子ニール/アップライト
ゴールド – オードリー・パスカル(ESP)
シルバー – ベラ・クアレスマ(BRA)
ブロンズ – エマ・ダイターズ(AUS)
カッパー – エリン・コッフェル(USA)
男子ニール/アップライト
ゴールド – リルウェリン・「スポンジ」・ウィリアムズ(WAL)
シルバー – ダリエル・メレンデス(CRC)
ブロンズ – アルタイル・オリバレス(CHI)
カッパー – マーク・「モノ」・スチュワート(AUS)
女子プローン2
ゴールド – ジョセリン・ノイミュラー(AUS)
シルバー – サラ・アルマグロ(ESP)
ブロンズ – ジョージナ・メラティーニ(ARG)
カッパー – ベアトリス・デュラン(FRA)
男子プローン2
ゴールド – フレディ・マリモン(COL)
シルバー- ダヴィ・テイシェイラ(BRA)
ブロンズ – クリフ・グラルトン(AUS)
カッパー – ホセ・マルティネス(USA)
女子スタンド3
ゴールド – シャーロット・バンフィールド(ENG
シルバー- ミレア・カバネス(ESP
ブロンズ – ステラ・パペッティ(ITA
カッパー – ウルスラ・プエヨ(ESP
男子スタンド3
ゴールド – ルチアーノ・シルベイラ(BRA
シルバー- コリン・クック(HAW
ブロンズ – エリック・ダルジャン(FRA
カッパー – 勝倉直道(JPN
女子スタンディング2
ゴールド – ゾーイ・スミス(ENG)
男子スタンディング2
ゴールド – JP・ヴォードリー(RSA)
シルバー- フォレスト・ワインバーグ(USA)
ブロンズ – ナフマン・バルル(ISR)
カッパー – フィリップ・ノート(FRA)
女子VI 1
ゴールド – マルタ・パソ(POR)
シルバー- バレンタイン・モスコテオック(FRA)
ブロンズ – カルメン・ロペス(ESP)
カッパー – ジュリエット・マス(FRA)
男子VI 1
ゴールド – イライアス・リカルド・ディエル(BRA)
シルバー- トーマス・ダ・シルバ(FRA)
ブロンズ – ベン・ノイマン(GER)
カッパー – カーク・ワトソン(AUS)
女子VI 2
ゴールド – アレリ・メディーナ(PUR)
シルバー- リン・パイ(CAN)
ブロンズ – エロイーズ・ローリオル(FRA)
カッパー – ルー・メシシェ(FRA)
男子VI 2
ゴールド – ピエロ・ガリアーノ(FRA)
シルバー- ロイ・カルデロン(CRC)
ブロンズ – ルイス・メディーナ(CHI)
カッパー – マット・フォームストン(AUS)
大会期間中は日本サーフィン連盟のHPにて経過や結果を更新しています。
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