ブラジル、サクアレマ、プライア・デ・イタウナ(2024年10月14日月曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)CS最終戦のコロナ・サクアレマ・プロ presented by Banco do Brasil 大会3日目は 男子ラウンドオブ64から始まり、男子ラウンドオブ32のヒート4まで行われた。
Highlights from Day 3 of the Corona Saquarema Pro presented by Banco Do Brasil
男子ラウンドオブ64のH5に登場した大音凛太、西慶司郎は、モーガン・シビリックとジャクソン・バンチと対戦。
バックハンドで乗るべき波が見えているように西は、スタートからバーティカルなコンビネーションサーフィンで6.83と5.83をスコアしてヒートをコントロール。そのままトップを維持して見事1位でラウンドアップ。
大音も最後まで粘り、カービングターンのコンビネーションでスコアを揃えるも惜しくも逆転ならず、3位で敗退となった。
H10で大原洋人は、ジョーダン・ローラー、ルーク・スリペン、レオ・カサールと対戦。大原はレフトに的を絞り、バックハンドで際どいポジションでターンを繰り出しチャージを見せる。
しかし、僅差のクロスヒートの展開で4位を強いられた大原洋人。ヒート終盤に波を掴みフルレールのカービングとレイバックスラッシュをメイクし、6.67をスコアして、トップに躍り出る。
僅差のシチュエーションに変わりなく、バックハンドが冴えるローラーが6.17を5.10でバックアップ。逆転トップとなるも大原は2位のポジションを守りラウンドアップを決めた。
H11では伊東李安琉が登場。CTサーファーのカイオ・イベリ、カウア・コスタ、エドガード・グロッジアという3名の強豪ブラジリアンと対戦。
ヒートはグロッジアがテールハイのエアリバースをメイクするなど6.50と6.87をスコアして 完全にコントロール。
じっくりと波を選んだ伊東もバックハンドでクリティカルなターンを決め、5.17をスコア。さらにバックアップ3.87をスコアして2位に浮上する。
しかし後半に入りセットが入らない中でコスタがエアリバースを決めて6.53をスコアして逆転。優先権を使った伊東だったが決められず。惜しくこここで敗退となった。
続けて行われたラウンドオブ32ではH4に西慶司郎が登場。マテウス・ハーディ、ラファエル・テイシェイラ 、カルロス・ムニョスと対戦。
ハーディが完全なエアゲームでヒートをコントロールする中、西もラウンドオブ64の勢いそのままに、フローとコミットメントのある激しいバックハンドサーフィンを披露。 6.33を5.60でバックアップして2位のポジションをキープ。
Once wasn’t enough…
Another look at MateusHerdy’s perfect score.@naturabroficial #WaveOfTheDay | @corona #SaquaremaPro @BancodoBrasil pic.twitter.com/hSWegXas9n
— World Surf League (@wsl) October 14, 2024
ハーディはヒート後半にバックフリップをメイクしパーフェクト10をスコア。西もトップスコアを6.90に塗り替えて見事ラウンドオブ16へラウンドアップを決めた。西は今年のバリートでも5位入賞を果たしており、その時と同じ勢いを感じる。GO! KEIJIRO!
ラウンドオブ16で西はH4でデイヴィッド・シルバと対戦する。
また明日試合が再開されれば、ラウンドオブ32のH6に大原洋人が登場。サミュエル・プポ、エドガード・グロッジア、ウインター・ヴィンセントと対戦。
大原洋人は今大会でファイナル進出がCTクオリファイの条件だ。がんばれ!洋人!
ライブ中継を見る
コロナ・サクアレマ・プロ presented by Banco do Brasilは、10月12日から10月20日まで、ブラジルのサクアレマのプライア・デ・イタウナで開催される。この大会はWorldSurfLeague.comと無料のWSLアプリでライブ中継される。