女子3名、男子3名の選手が2024チャンピオンシップ・ツアーにクオリファイ確定。CSサクアレマ・プロ4日

プライア・デ・イタウナ、サクアレマ、リオデジャネイロ、ブラジル(2023年10月17日火曜日) – 2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの第6戦であり、最終戦である「コロナ・サクアレマ・プロ presented by Banco do Brasil」は大会4日目、女子のラウンドオブ16が行われた。

 

本日は一日を通して、多くの選手が2023チャレンジャー・シリーズのランキングを通して、2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)のクオリファイが確定した。

 

 

女子は、インディア・ロビンソン(AUS)、ソイヤー・リンドブラッド(USA)、アリッサ・スペンサー(USA)が出場権を獲得。男子はイーライ・ハンネマン(HAW)、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)、ジェイク・マーシャル(USA)が2024年チャンピオンシップ・ツアーへの出場権を獲得した。

 

 

インディア・ロビンソン(AUS)は、クオーターファイナルでサラ・バウム(RSA)を破り、サリー・フィッツギボンズ(AUS)を抜いて2023年チャレンジャーシリーズ・ランキング1位に。

 

 

「ツアーに戻って来れて最高の気分です。今のところ第1シードなので、それを維持し、良いサーフィンを続けて、ホームのベルズでベストを尽くしたいです」とロビンソンは言った。「このブラジルへの旅は素晴らしいもので、特別な瞬間だったし、親友やママとそれを分かち合えたのは最高の喜びです。エネルギーを吸収して 決勝の日まで、この調子をキープしたいですね」。

 

 

 

2024年にツアー初出場を果たすソイヤー・リンドブラッド(USA)。サンクレメンテ出身のこのサーファーは、出場権を獲得し、CTのエリート選手リストに加わることになります。

 

 

「信じられない気持ちです、 ずっとこれを目指してきたんです。18歳でクオリファイすることは私の目標でしたし、それが達成できて本当にうれしいです」とリンドブラッド。「地元のクルーのおかげで、ハードにサーフィンができるようになったし、何人かはすでに来年の出場権を獲得しているので、来年がとても楽しみです。長いシーズンだったので、家で家族と過ごすのが楽しみです。」

 

 

 

アリッサ・スペンサー(USA)は、2022年コロナ・サクアレマ・プロでチャレンジャーシリーズ初優勝を飾り、ブラジルでの成功を収めている。昨年は惜しくもクオリファイを逃したものの、ついに2024年ツアーへの切符を手にした。

 

「本当に信じられません。ここ数年、浮き沈みが激しかったんです。この3年間は、あと1歩のところまで迫っていたので、それを克服するのが一番大変でした」とスペンサー。

 

「毎年、”今年こそは “と言われてきたけど、もう聞き飽きたから、やっと実現できてホッとしています。サクアレマとは本当に特別なつながりがあると思います。波のせいなのか、人のせいなのか、それともここのエネルギーのせいなのか。昨年はチャレンジャーシリーズで初優勝したし、ツアー出場権を獲得できたのもここ。私にとっては特別な場所です」

 

 

男子2024チャンピオンシップ・ツアー出場権獲得者

 

 

イーライ・ハンネマン(HAW)はここ数年、苦しい時期を過ごしてきた。身体的な怪我、死にそうな経験、そしてマウイ島の山火事など、全てが彼に精神的に影響を与えた。しかし今日、2024年のCT出場権獲得が発表され、彼のポジティブさが形勢を一変させた。

 

 

「これはクレイジーなことです。僕の人生のすべてがここにつながっているような気がします。神に選ばれて、このポジションにいるなんて。信じられないし、まだ信じられないです」とハンネマン。「年齢を重ねるにつれて、自分自身に対する期待も強く、高くなっていくものだと思います。大変なのはこれから。でも、パイプを楽しみにしています」

 

 

 

イマイカラニ・デヴォルト(HAW)は、2022年に初めて参戦したチャンピオンシップ・ツアーに再び返り咲いた。マウイ島出身のハワイアンは、今日の午後、友人であるハンネマンと共に、2024年に再びCTに参加するとの知らせを受けた。

 

 

「肩の荷が下りた感じです。このイベントに臨むにあたって、自分はまったく安全ではないことはわかっていたし、もう1つ結果を残す必要があった」とデヴォルト。「そういうプレッシャーの中で戦って、いい結果を残せたのは本当に楽しかったです。だから、またツアーに戻れるチャンスを得られて本当にうれしい。ここへの旅は本当に特別。この雰囲気、ファン、情熱、そして波が大好きなんです」。

 

 

ジェイク・マーシャル(USA)もまた、2024年チャンピオンシップ・ツアーへの出場権を獲得した。マーシャルは、2023年のミッドシーズン・カットで落ちで再びCTに復帰した。

 

「ブラジルで予選を通過できたことは最高の気分。つまり、どこでもいいんだけど、ここは素晴らしいんだ」とマーシャル。「ここでのイベントはベストなものではなかったから、予選を通過できただけでも特別なこと。ここでの雰囲気は最高で、とても楽しい旅でしたし、仲間のアメリカ人たちがツアーをメイクするのを見ることができたのは、特別なことで、クールなことでした。最高の気分だし、すごく興奮しているよ」。

 

 

10月18日(水)はオフが決定。

コンディション不良のため、ツアー・コンペティションオフィスは、現地時間の明日10月18日(木)の競技を中止することを決定しました。次回のネクストコールは午後5時(GMT-3)に更新され、コンペティションがいつ再開されるかが発表されます。現地時間の 2023年10月18日17時 は、日本時間の 2023年10月19日5時です。

 

 

コロナ・サクアレマ・プロ女子ラウンド16の結果:
HEAT 1:キラ・ピンカートン(USA)13.67 DEF. サリー・フィッツギボンズ(AUS)10.06
ヒート2:フランシスカ・ベセルコ(POR)14.03 DEF. ヴァヒネ・フィエロ(FRA)13.57
HEAT 3:ソフィー・マカロック(AUS)14.93 DEF. ベラ・ケンワーシー(USA)9.67
HEAT 4:アリッサ・スペンサー(USA)15.33 DEF. イザベラ・ニコルズ(AUS)8.50
HEAT 5:ナディア・エロスターベ(EUK)12.13 DEF. テッサ・タイセン(FRA)12.00
HEAT 6:インディア・ロビンソン(AUS)13.50 DEF. サラ・バウム(RSA)10.33
HEAT 7:ソイヤー・リンドブラッド(USA)16.17 DEF. ルアナ・シルバ(BRA)14.63
HEAT 8:エリン・ブルックス(CAN)8.04 DEF. タイナ・ヒンケル(BRA)7.57

コロナ・サクアレマ・プロ女子クオーターファイナル・マッチアップ:
HEAT 1:キラ・ピンカートン(USA)対フランシスカ・ベセルコ(POR)
HEAT 2:ソフィ・マカロック(AUS)対アリッサ・スペンサー(USA)
HEAT 3:ナディア・エロスターベ(EUK)対インディア・ロビンソン(AUS)
HEAT 4:ソイヤー・リンドブラッド(USA)対エリン・ブルックス(CAN)

コロナ・サクアレマ・プロ男子ラウンド16のマッチアップ:
HEAT 1:シオン・クロフォード(HAW)対 ジャクソン・ベイカー(AUS)
HEAT 2:マテウス・ハーディ(BRA)対ミヒマナ・ブレイ(FRA)
HEAT3: ルーク・トンプソン(RSA)対クロスビー・コラピント(USA)
HEAT 4:イマイカラニ・デヴォルト(HAW)対ナチョ・グンデセン(ARG)
HEAT 5:マイケル・ロドリゲス(BRA)対ヘイター・ミューラー(BRA)
HEAT 6:イーライ・ハンネマン(HAW)対ミゲール・プポ(BRA)
HEAT 7:マルコ・ミニョ(FRA)対フレデリコ・モライス(POR)
HEAT 8:ケイド・マトソン(USA)対 サミュエル・プポ(BRA)

 

Corona Saquarema Pro

Presented By Banco do Brasil

Saquarema, Rio de Janeiro, Brazil

オフィシャルサイト:

https://www.worldsurfleague.com/events/2023/cs/146/corona-saquarema-pro/main