ブラジル、サクアレマ、プライア・デ・イタウナ(2024年10月8日火曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの今シーズン最後のイベント「コロナ・サクアレマ・プロ presented by Banco do Brasil」が、2024年10月12日から20日までブラジルのサクアレマにあるプライア・デ・イタウナで開催される。
第6戦目であり、チャレンジャー・シリーズの選手たちにとって今年最後の大会となるこのイベントで、2025年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)入りを目指す男子トップ10選手と女子トップ5選手が決定する。
スリリングな2024年のチャレンジャー・シリーズは、オーストラリアでの2つのイベントで幕を開け、南アフリカ、アメリカ、ポルトガルへと続いた。CTのスポットを確実に手に入れるのはどの選手か、あるいは来シーズンもチャレンジャー・シリーズでチャンスを得るのはどの選手か、すべてはブラジルのプライア・デ・イタウナで決まる。
2025年チャンピオンシップ・ツアー最終2スポットはサクアレマで決定
ポルトガルで開催された「EDPエリセイラ・プロ・プレゼンテッド・バイ・エストレラ・ガリシア」が終了し、チャレンジャー・シリーズのランキングが変動し、複数の選手が順位を上げているため、まだ誰がチャンピオンシップ・ツアーに参加できるかは誰にもわからない。
サミュエル・プポ(BRA)はポルトガルでの活躍により、CTへの参加資格を得た。同じくブラジリアンのイアン・ゴウベイア(BRA)も確定が出ている。
同様に、サリー・フィッツギボンズ(AUS)はポルトガルで大きく躍進し、新進気鋭のベラ・ケンワージー(USA)とオーストラリアのイザベラ・ニコルズ(AUS)とともに2025年のCTクラスへの出場権を獲得した。
女子にはあと2つのスポットが残っており、現在はエリン・ブルックス(CAN)とナディア・エロスターベ(EUK)が最終的なポジションにいる。
フィッツギボンズは女子チャレンジャー・シリーズのランキング首位に立ち、CT選手にリクオリファイ。フィッツギボンズは2024 CTクラスに属していたが、ウエスタン・オーストラリア・マーガレット・リバー・プロでミッドカットで失敗。
しかし、レクサス US オープン・オブ・サーフィンと EDP エリセイラ・プロでの優勝、そしてチャレンジャー・シリーズでの年間を通しての安定した成績により、オーストラリア人サーファーは再び CT サーファーのエリートグループの一員となった。
EDPエリセイラ・プロで優勝したプポも、2025年のCTクラスへリクオリファイした。
プポにとって、チャレンジャー・シリーズ・シーズンでは、オーストラリアと南アフリカで開催されたイベントで安定した結果を残すことが重要だった。レクサスUSオープン・オブ・サーフィンではやや低迷したものの、ポルトガルでの堅実なパフォーマンスにより、プポはCTへの出場権を確保した。
イベントワイルドカード決定
WSL南米リージョナルカレンダーの一部であるサーキット・バンコ・ド・ブラジル・デ・サーフのパラレルランキングで首位に立ったジュリア・ドゥアルテ(BRA)とホセ・”ナチョ”・グンデセン(ARG)は、コロナ・サクアレマ・プロへのワイルドカード出場権を獲得した。
女子の招待選手には、ランキング3位のデュアルテが選ばれた。ランキング首位のラウラ・ラウプ(BRA)と2位のダニエラ・ロサス(PER)は共にチャレンジャー・シリーズに参加しているため、デュアルテがサクアレマでのスポットを獲得した。
日本から今回のチャレンジャー・シリーズには10名のCS選手が今年も出場。
男子はCSランク17位で日本人トップの大原洋人、41位の伊東李安琉、42位の西慶司郎、80位の大音凛太、84位の安室丈が出場予定。
女子は、19位の都筑有夢路、27位の松岡亜音、28位の脇田紗良、32位の都築虹帆、36位の野中美波が出場予定。頑張れ!日本!
ライブ中継を見る
コロナ・サクアレマ・プロ presented by Banco do Brasilは、10月12日から10月20日まで、ブラジルのサクアレマのプライア・デ・イタウナで開催される。この大会はWorldSurfLeague.comと無料のWSLアプリでライブ中継される。