ガブリエル・メディーナが参戦表明。CS第6戦「コロナ・サクアレマ・プロ」CTクオリファイへ残り2戦。

プライア・デ・イタウナ – サクアレマ、ブラジル(2022年10月26日水曜日) -チャンピオンシップ・ツアー(CT)クオリファイへの戦いは残り2イベントとなり、新進のベストサーファーたちは、現地時間2022年11月1日から11月8日まで大会期間を保持しているワールド・サーフリーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの第6戦「コロナ・サクアレマ・プロ pres.by Banco do Brazil」のためにブラジルへ集結している。

 

 

 

今回注目は、3度のWSLワールド・チャンピオンであるガブリエル・メディーナ(BRA)の参戦。チャレンジャー・シリーズのトップ・サーファーたちは、メディーナを含むスター選手たちと対決しなければならないので、サクレアマではさらなるプレッシャーに直面することになる。

 

今回の会場となるブラジルのサクアレマは、これまで数々のエリートWSLコンペティションの会場となってきた。

 

今年も6月には、CTの第8戦であるOiリオ・プロが開催され、フィリッペ・トリード(BRA)とカリッサ・ムーア(HAW)がトップ・ホールドを獲得。

 

先週は、男女複合型のQS 5,000、JQS 1,000、LQS 1,000のリージョナル・イベント「サクアレマ・サーフ・フェスティバル」が開催された。

 

そして今回、サクアレマで南米初のチャレンジャーシリーズイベントが開催されることになった。

 

 

年間ランク男子トップ10と女子トップ5に2023年のCTへの出場権

 

 

このイベントでは、地元の新鋭であるルアナ・シルバ(BRA)とジョアン・チアンカ(BRA)が、CTにクオリファイするために、自分のスキルを証明しなければならない。

 

 

男子では、CSからCTへのクオリファイはトップ10に入ること。それを勝ち取るのは簡単ではない。メディーナのほか、ミゲル&サミュエル・プポ兄弟(BRA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)、そして先日2023年CT入りを決めたレオナルド・フィオラバンティ(ITA)が参戦して、彼らを相手に戦うのだ。

 

ガブリエル・メディーナPhoto by Daniel Smorigo/World Surf League

 

女子はトップ5。現CS世界ランキング1位のメイシー・キャラハン(AUS)と世界ランキング2位のケイトリン・シマーズ(USA)は今回のイベントは出場しないが、モリー・ピックラム(AUS)とベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)はサクアレマで良い結果を残せば、彼女らを追い抜くことも可能である。

 

© WSL / Poullenot

 

しかし、彼女らはルアナ・シルバ、ダニエラ・ロサス(PER)、サマー・マセード(BRA)など、リージョナル最高ランクのサーファーと対戦しなければならない。

 

トップクラスのサーフィンレベル、重要なCTクオリフィケーションのシナリオ、そして波の予報も上向いており、世界で最も情熱的なサーフファンの前で素晴らしいアクションが起こる舞台が整った。

 

 

男子チャレンジャーシリーズ・トップ10
1 – レオナルド・フィオラバンティ(ITA) *** 2023年CT入り確定 ***
2 – 和井田理央(IDN) *** 2023年CT入り確定 ***
3 – ライアン・カリナン(AUS) *** 2023年CT入り確定***
4 – リアム・オブライエン(AUS)
5 – イズキール・ラウ (HAW)
6 – ディラン・モファット (AUS)
7 – イアン・ジェンティル(HAW)
8 – マイケル・ロドリゲス(BRA)
9 – マキシム・フスナット(FRA)
10 – モーガン・シビリック(AUS)

29-脇田泰地
50-稲葉玲王
83-上山キアヌ
84-村上舜

 

女子チャレンジャーシリーズ トップ5
1 – メイシー・キャラハン(AUS)
2 – モリー・ピックラム(AUS)
3 – ケイトリン・シマーズ(USA)
4 – ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)
5 – ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)

18-都筑有夢路
22-前田マヒナ
30-野中美波
34-松永莉奈
36-脇田紗良
64-黒川日菜子
66-松田詩野

 

 

今回のイベントには、日本からCS出場権を持つトップサーファーが出場。

 

男子は稲葉玲王、上山 キアヌ 久里朱、脇田泰地、村上舜の4名、そしてCTが確定したインドネシアの和井田理央、アメリカから小林桂、女子は野中美波、都筑有夢路、松永 莉奈、脇田紗良、松田詩野、黒川日菜子の6名が出場する。

 

今回もCT入りを目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。

がんばれ!日本!

 

2022年11月1日~8日 CS Event 06
コロナ・サクアレマ・プロ Presented By Banco do
ブラジル、リオデジャネイロのサクアレマ

詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。