【速報!】稲葉玲王が、小川直久の魂の宿った見事なチューブライドでラウンド3へ勝ち上がる。パリ2024サーフィン。

フランス領ポリネシア、チョープー – 2024年7月27日 フランス領ポリネシアの南太平洋に浮かぶタヒチ島で、サーフィンの2度目のオリンピック競技大会が本日、幕を開けた。

 

五十嵐カノアとコナー・オレアリーがラウンド1でまさかの敗者復活ラウンドに回ることになった波乗りジャパン。二人のヒートはどちらもスウェルが首尾一貫しないトリッキーな厳しいヒートだった。

 

予報では午後に少しサイズアップする見込みとなっているようで、昼近くになってセットがどんどん入るようになり、エクセレントをスコアする選手も出てきた。

 

 

ヒート8では、稲葉玲王が、小川直久プロのヘルメットを着用して、インドネシアの和井田リオ(INA)、イタリアのレオナルド・フィオラバンティ(ITA)と対戦。オープニングライドは、フィオラバンティが4.17をスコア。

 

稲葉玲王

 

稲葉はじっくりと波を待ち、ビッグセットをキャッチ。見事なバレルをメイクして7.33という高得点をマークする。

 

CTで活躍する和井田もテクニカルなバックハンドのバレルで5.17をスコアして反撃。

 

稲葉はバックアップでも高速バレルを抜け、5.43をスコア。ヒートをリードする。和井田とフィオラバンティはワンライドのままでヒート終盤へ。

 

そのまま神がかり的にセットは止まり、先制攻撃を仕掛けた稲葉の作戦が功を奏して、リードしたままヒート終了。故・小川直久プロの魂が宿った見事なチューブライドで見事ラウンド3へ勝ち上がった。

 

男子のラウンド1に続き女子のラウンド1が行われる予定で、ヒート8で松田詩野が、東京オリンピックの金メダリストであるカリッサ・ムーア(USA)、テレサ・ボンバロ(POR)と対戦。

 

 

男子オープニングラウンド・ヒート

ヒート1:イーサン・ユーイング(AUS)、ティム・エルター(GER)、ジョーディ・スミス(RSA)
ヒート2:ジョアン・ドゥル(FRA)、ジャック・ロビンソン(AUS)、マシュー・マクギリブレー(RSA)
ヒート3:アロンソ・コレア(PER)、フィリッペ・トリード(BRA)、五十嵐カノア(JPN)
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)、コナー・オレアリー(JPN)、ブライアン・ペレス(ESA)
ヒート5:ラムジ・ブーキアム(MAR)、ビリー・ステアマンド(NZL)、ジョアン・チアンカ(BRA)
ヒート6:アンディ・クリエール(ESP)、ジョン・ジョン・フローレンス(USA)、アラン・クレランド(MAR)
ヒート7:カウリ・ヴァースト(FRA)、ルッカ・メシナス(PER)、グリフィン・コラピント(USA)
ヒート8:和井田リオ(INA)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)、稲葉玲王(JPN)

 

女子オープニングラウンドHEAT

ヒート1:ヨランダ・ホプキンス(POR)、キャロライン・マークス(USA)、サラ・バウム(RSA)
ヒート2:ソル・アギーレ(PER)、ジャニレ・エチャバリ(ESP)、ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
ヒート3:アナト・レリオール(ISR)、サノア・デンプフル・オリン(CAN)、タイラー・ライト(AUS)
ヒート4:タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA)、モリー・ピックラム(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)
ヒート5:ジョアン・ディフェイ(FRA)、ブリサ・ヘネシー(CRC)、カンデラリア・レサノ(NCA)
ヒート6:タイナ・ヒンケル(BRA)、カミラ・ケンプ(GER)、ルアナ・シルバ(BRA)
ヒート7:ナディア・エロスターベ(ESP)、スーチー・ヤン(CHN)、サフィ・ベット(NZL)
ヒート8:カリッサ・ムーア(USA)、テレサ・ボンバロ(POR)、松田詩野(JPN)

 

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