サーフシティ・エルサルバドルでISAワールド・マスターズ・サーフィン・チャンピオンシップが今年10月に開催

Sunny Garcia (HAW) en el Masters 2012 en Nicaragua, Playa Colorado. Foto: ISA / Rommel Gonzalez

カーディフ、カリフォルニア、アメリカ-2024年5月22日  国際サーフィン連盟(ISA)は、2024年にISAワールド・マスターズ・サーフィン・チャンピオンシップ(WMSC)を開催することを発表した。

 

第7回目となる今大会は、2024年10月18日から24日まで、サーフシティ・エルサルバドルが主催し、エル・スンザルのポイントブレイクで開催される。

 

年齢区分は40-49歳、50-59歳、60歳以上となり、すべてのチームは各部門に男女各1名の参加者を登録することができる。

ISAマスターズ・ワールド・チャンピオンの中には、3度のWSLチャンピオンであるトム・カレン(USA)、7度のWSLチャンピオンであるレイン・ビーチリー(AUS)、サニー・ガルシア(HAW)など、複数のCTチャンピオンが名を連ねている。その他の歴代チャンピオンには、ロシェル・バラード(HAW)、ロビー・ペイジ(AUS)、ヘザー・クラーク(RSA)、そしてWMSC最多優勝サーファーのヨハネ・アシュトン(PUR)などがいる。

 

WMSCは2007年から2013年の間に6回開催され、いずれもコロラド(ニカラグア)、リンコン(プエルトリコ)、2011年のエルサルバドルなど、素晴らしい波で開催された。2024年もこの伝統を引き継ぎ、サーフ・シティ・エルサルバドルのノンストップ・ワールド・サーフ・ウェイブが再び提供されることが期待される。

 

ISA会長のフェルナンド・アギーレは言った:

 

「ワールド・マスターズ・サーフィン・チャンピオンシップが再び開催されること、そしてサーフ・シティ・エルサルバドルという理想的なロケーションで開催されることを大変嬉しく思います。

過去に参加したアイコニックなサーファーのリストは信じられないほどで、2024年にそのリストに加わる名前を見るのが待ちきれません。40歳を超えたサーファーたちのサーフィンのレベルや 選手としての情熱は熱く、スンザルの素晴らしい波でワールド・ベストのサーファーたちが再び活躍する姿を見る機会に、私は興奮しています。このイベントは、サーフィンの真の祭典です!

 

牛越峰統

 

今後日本からの代表選手を決定するための選考基準などが日本サーフィン連盟から発表されるだろう。

 

現在JPSA(Sリーグ)では満45歳以上となる選手による「マスターズツアー」(シニアツアーから名称変更)を開催中。2023年は牛越峰統がグランドチャンピオンを獲得。

 

清永 亜希子(湘南茅ヶ崎)はアスリートとしてサーフィンと向き合う姿が素晴らしい

 

NSAでは2023年ランキングで友重達郎(マスター)磯部康典(グランドマスター)坂本應尚(カフナ)清永亜希子(シニアウイメン)がランキングトップとなっている。このNSAのメンバーは10年以上前の2012年大会の代表選手でもあるところが凄い。

 

エアロビクスで鍛え上げられた体で、全日本でも活躍を続ける清永亜希子は、2012年、2013年のISA大会で女子マスターズで2年連続で7位でフィニッシュした。2013年大会で日本は国別順位11位。前年の8位と言う記録を塗り替える事は出来なかったが、日本のサムライ・スピリットを世界の舞台で存分にアピールした。

 

今回の代表選手は、どのように決定されるのか。発表を待とう。

 

 

ISA World Masters Surfing Championship Returns in 2024, To Be Hosted by Surf City El Salvador