パリ五輪の前哨戦となるCT第6戦「SHISEIDO タヒチ・プロ」は5月22日から開幕。カノアH8、コナーH1

ワイルドカードで出場するケリー  © WSL / Ryder

チョープー、タヒチ、フレンチポリネシア(2024年5月16日木曜日) – 2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)は、いよいよ後半戦に突入。

第6戦となる「SHISEIDO タヒチ・プロ Presented by Outerknown」が2024年5月22日から31日までの大会期間で開催。タヒチのパーフェクションが世界最高峰のサーファーたちを待ち受ける。

 

タヒチのチョープー © WSL / Damien Poullenot

 

チョープーは、2024年7月27日から8月5日まで開催される2024年パリ・オリンピックのサーフィン会場でもあり、今大会はパリ五輪の前哨戦とも言えるイベントとして注目される。

 

 

中間点を過ぎ、ミッドシーズン・カットのドラマが一段落した今、2024 CTシーズンはWSLファイナル5へのレースにフォーカスを移している。

 

これまでのCT5イベントを通して、限界は破られ、新記録が樹立され、素晴らしいサーフィンの世界が繰り広げられた。ツアーの下位3分の1がチャレンジャー・シリーズに降格した今、カリフォルニア州サンクレメンテのローワー・トレッスルズで開催されるWSLファイナルズへの出場権を争うため、世界的に有名なタヒチのチョープーで実力者たちが全力で戦いに挑む。

 

西オーストラリアでのランキング争いを経て、ケイトリン・シマーズ(USA)とグリフィン・コラピント(USA)は、イエロー・リーダーズ・ジャージを着てタヒチに向かい、世界No.1のポジションを維持している。

 

 

次の舞台は、タヒチ、チョープーの太平洋のパーフェクション。

 

タヒチの数あるリーフ・パスの中でもチョープーほど、人々に深い畏敬の念を抱かせる場所はない。

極端に浅いリーフに打ち寄せる巨大なバレルのパワーとパーフェクションは、他の追随を許さない。しかし、サーフィンが進歩するにつれて、世界のトップ・サーファーたちは波に耐えるだけでなく、波を極める能力を身につけ、進化し続けている。

7月下旬、オリンピックでこの場所が世界に紹介されれば、より多くの人々がこの現象を知ることになるだろうが、サーフィンの歴史において最も偉大な戦いのいくつかがここで行われ、多くの戦いが記録されている。

 

ケリー、カリッサ、フィエロがワイルドカード出場。

カリッサ・ムーア © WSL / Ryder
ヴァヒネ・フィエロ(FRA)© WSL / Dunbar

 

イベント・ワイルドカードには、ケリー・スレーター(USA)が含まれる。ケリー・スレーターは、11度の世界チャンピオンに輝き、56回のCTイベント優勝を誇る。スレーターと共にイベント・ワイルドカードに選ばれるのは、5度の世界チャンピオンに輝いたカリッサ・ムーア(HAW)と、タヒチ・ローカルで24歳のヴァヒネ・フィエロ(FRA)で、WSL CTのタヒチ・プロで2年連続3位入賞を果たしている。

男子2人目のワイルドカードは、5月18日と19日にタヒチのチョープーで開催されるローカル・タヒチ・トライアルを通じて割り当てられる。

 

カノアH8とコナーH1

 

Outerknown Tahiti Pro 2022   五十嵐カノア(JPN )。© WSL / Ryder
五十嵐カノア© WSL / Ryder
コナー・オレアリー  2022 タヒチ © WSL / Poullenot
コナー・オレアリー© WSL / Ryder

 

パリオリンピックの会場となるタヒチでの試合に気合の入る波乗りジャパンの五十嵐カノアとコナー柄沢オレアリー。

オープニングラウンドでコナーはH 1でイーサン・ユーイング(AUS)、セス・モニーツ(HAW)、コナー・オレアリー(JPN)と対戦。カノアは、H8で:コール・ハウシュマン(USA)、五十嵐カノア(JPN)、レオナルド・フィオルヴァンティ(ITA)と対戦する。

パリ五輪に向けてどんな活躍を見せてくれるの期待したい。

 

 

詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。

SHISEIDO Tahiti Pro Presented by Outerknown 女子オープニングラウンドのマッチアップ:
HEAT 1:ブリサ・ヘネシー(CRC)、ガブリエラ・ブライアン(HAW)、タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA)
HEAT 2:ケイトリン・シマーズ(USA)、タイラー・ライト(AUS)、ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
HEAT 3: ジョアン・ディフェイ(FRA)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)、カリッサ・ムーア(HAW)
HEAT 4:モリー・ピックラム(AUS)、キャロライン・マークス(USA)、ソイヤー・リンドブラッド(USA)

SHISEIDO Tahiti Pro Presented by Outerknown男子オープニング・ラウンドのマッチアップ:
HEAT 1:イーサン・ユーイング(AUS)、セス・モニーツ(HAW)、コナー・オレアリー(JPN)
HEAT 2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、和井田リオ(IDN)、ヤゴ・ドラ(BRA)
HEAT 3: ジャック・ロビンソン(AUS)、ラムジ・ブーカイム(MOR)、ケリー・スレーター(USA)
HEAT 4:グリフィン・コラピント(USA)、イタロ・フェレイラ(BRA)、トライアル勝者未定
HEAT 5:ジョーディ・スミス(RSA)、クロスビー・コラピント(USA)、マシュー・マクギルブレイ(RSA)
HEAT 6:ジェイク・マーシャル(USA)、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)、ガブリエル・メディーナ(BRA)
HEAT 7:バロン・マミヤ(HAW)、リアム・オブライエン(AUS)、ライアン・カリナン(AUS)
HEAT 8:コール・ハウシュマン(USA)、五十嵐カノア(JPN)、レオナルド・フィオルヴァンティ(ITA)

詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。

 

オフィシャルサイト:

SHISEIDO Tahiti Pro

Presented By Outerknown

Teahupoʻo, Tahiti, French Polynesia