滋賀県の琵琶湖に人工サーフィン施設(ウェーブプール)を中心とした複合施設「WAVE PARK BIWAKO(仮)」

滋賀県草津市は8日、滋賀県の琵琶湖に突き出す烏丸半島に、日本初となるビーチカルチャー発信拠点として、人工サーフィン施設(ウェーブプール)を中心とした複合型観光集客施設WAVE PARK BIWAKO(仮)」の建設計画を発表した。

 

 

発表では、琵琶湖岸特有の恵まれた資源や景観を最大限に活かし、烏丸半島の環境および周辺施設と調和した建築デザインとランドスケープデザインとすることで、多様な人々に憩いと安らぎを提供するとともに、琵琶湖岸全体の観光拠点として地域レクリエーションと観光産業の活性化、関係人口増加に資する施設を目指すというもの。

 

今回の人工サーフィン施設には、すでにイギリスや韓国、スイス、ブラジル、オーストラリアなどで導入されているスペインの造波装置メーカー「Wavegarden」を導入。サーフィンの世界大会が開ける規模になるという。

 

日本国内初となる「WaveGarden」社製造波装置

 

日本国内初となる「WaveGarden」社製造波装置には注目が集まっており、約75億円をかけて飲食店や宿泊施設も備えた複合型のレジャー施設が建設される計画。開業は4年後、2028年5月頃の予定。オープンが今から楽しみだ。

 

今回の琵琶湖は、先日、2026年夏の開業を予定し計画が発表された「パーフェクトスウェル志摩」に続く関西圏で2機目の大型ウェイブプールの建設計画となる。

 

志摩は静波と同じ造波装置 PerfectSwell(パーフェクトスウェル)が用いられるが、今回は韓国と同じ「WaveGarden」社製造波装置を使った日本初のプールとなり注目が集まる。

 

烏丸半島中央部複合型観光集客施設事業実施事業者の募集結果について

https://www.city.kusatsu.shiga.jp/shisei/gyoseijoho/kousha/kikakukoushasentei.html