メレウェザー・ビーチ、ニューカッスル、ニュー・サウス・ウェールズ/オーストラリア(2024年3月16日土曜日)-コンディションの大きな変化もなんのその、WSL-QS5000「Burton Automotive Pro & Newcastle Racecourse Women’s Pro」のファイナル・デーを戦うメンバーが決定。
メレウェザー・ビーチのオンショアの3~4フィートの波の中、女子、男子ともにラウンドオブ32とラウンドオブ16が終了し、チャレンジャー・シリーズの出場枠が争われる中、全ての結果が重要なものとなった。
チャレンジャーシリーズのアジア地区出場枠の男子5名、女子3名が決定。
女子は脇田紗良、松岡亜音、オリンピック銅メダリストの都筑有夢路、男子はキアン・マーティン(SWE)伊東李安琉、大音凛太、安室丈、オリンピアンの大原洋人が決定となった。
脇田、松岡、伊東は、勝ち進んでおり、最終順位とシード権を決定するためにファイナルデイを戦う。
オーストラリアとアジアリージョンのQS5000は僅差での戦いの連続。最後の最後で逆転してくるオージーの底力は半端ない。女子のラウンドブ32の後半では、中塩佳那、野中美波、佐藤李が敗退。ラウンドブ16では松岡亜音がエリー・ハリソンに次いで2位でラウンドアップ。
最後の追い上げ、都筑有夢路がチャレンジャーシリーズ確定。
都筑有夢路、脇田紗良の二人は、ロジー・スマートとフレイア・プルムと対戦。都筑はヒートで2位をキープするも試合終了間際に逆転されて、3位で敗退。
続いて都築虹帆が登場。ラウンドオブ32で今大会女子最高のヒートトータル14.83(20点満点)を記録した虹帆は、好調をアピールしていたが、マコーレーとウィリアムズに敗退。
これで松岡亜音と脇田紗良とともに都筑有夢路のチャレンジャーシリーズのクオリファイが確定した。
都筑有夢路。今大会は9位という結果ながら1575ポイントを積み上げて、アジアランキング3位に浮上。見事、CSにクォリファイ!おめでとう!
アジアランキング4位の都築虹帆はR-32でエクセレントの8点含むトータル14.83ポイントで1 位通過。次のR-16でも試合を2位でキープするも最後に逆転されて3位へ。
ニード4.01ポイント。それでも諦めずに終了間際に波をつかむも、得点は3.80ポイントで足りず。今大会は9位で終了。これでクォリファイも逃す厳しい結果となった。
しかし、朝のR-32の演技は十分世界で戦えることを証明している。この悔しい経験は絶対に無駄にならない。次に向けてGo!Nanaho!
男子はラウンドオブ32では安室丈、大音凛太、小濃来波、須田喬士郎が敗退。アジアランキングの上位陣が敗退する中、一人勝ち続けた伊東李安琉。R32、R16を1位でラウンドアップ。自力でCS出場権を獲得!おめでとう!
伊東李安琉が大逆転でチャレンジャー・シリーズにクオリファイ。
QSにフル参戦した最初のシーズンで、伊東李安琉(JPN)はランキングの嵐を巻き起こした。今日、彼はクルイ・プロとニアス・プロのファイナル・デーに進出し、今シーズン3度目のQS 5000クオーターファイナル進出を確定した。
伊東はニューカッスル初参戦で、アジア人最後の選手となった。彼のバックハンドの巨大な2ターンコンボは、ラウンドオブ16で8.67、ラウンドオブ32で7.00と、この日2つのハイスコアをマーク。ビッグネームと対戦した日本人は、今日の両ヒートの大半をコントロールし続けることに成功しトップ通過を果たした。
「最初の波はとてもラッキーで、2ターン、バン、バン、とても良かったです」と伊東。「ここは初めてで、波がとてもいいですね。ヒートごとにメイクしたという強い気持ちがありました。超ハッピーです」と語った。
これまでのところ、伊東はランキングを4つ上げて2位となり、カレントリーダーのキアン・マーティンからリージョナル・シリーズ優勝を奪う可能性を持っている。西慶司郎は今シーズンの大部分でランキングをリードしていただけに、伊東の快進撃は痛恨の極みとしか言いようがない。
ネクストコールは現地時間の8時。現地時間の 2024年3月17日7時0分 サマータイム中 は、日本時間の 2024年3月17日5時0分です。
2024 Burton Automotive Pro & Newcastle Racecourse Women’s Pro QS 5000は、2024年3月11日から17日まで開催される。詳細や結果、ライブ観戦については、WorldSurfLeague.comにアクセスするか、無料のWSLアプリをダウンロードしよう。
- Burton Automotive Pro & Newcastle Racecourse Women’s Pro
オーストラリア – QS 5,000オーストラリアとの共同開催
2023年3月11日 – 17日