4年の歳月と8000万ドルを費やして、カリフォルニア初の現実的なウェイブプールが2024年にオープンする。

メイソン・ホー

ロサンゼルスから車で2時間半ほどの場所にある砂漠のリゾート、パームスプリングスに建設中だった「パームスプリングス・サーフクラブ(PSCC)」がついに来年1月にオープンが決定した。

パームスプリングスにあったテーマパーク「ウェット&ワイルド」が再開発されて最新鋭のウェイブプール施設「パームスプリングス・サーフクラブ」としてついに、生まれ変わる。

Palm Springs Surf Cliub 2023 Photo: Palm Springs Surf Club

 

PSCCのリリースによると、敷地内に入るには20ドル。初級のワイキキスタイルの波は1時間100ドル(12人グループ)からで、中級は1時間150ドル(12人グループ)。上級セッションは1時間200ドル(9人グループ)。プライベート予約では、”クリーンイージーチューブ”、”スラブ”、”エアセクション “などのセッティングが可能。レンタルボードもある。

 

 

波は、トム・ロクテフェルド氏が開発したサーフロック・ウェイブ・システムを使って送り出される。ウェイブプールマガジンによると、この技術は2~6フィートのフェイスを作り出し、「適切なセッティングでより大きくする能力もある」とのこと。波はライト、レフト、またはライト&レフトの両方を生み出すAフレームのピークを作ることができる。

 

 

このプールでは、リッパブルなライトとレフト、イージーなロングボードの波、そして上級と中級レベルのAフレームバレルが楽しめる。上級のA-フレームは3本のセットウェイブを8秒間隔で作り出し、セット間隔は約1分半。中級のセッティングでは、15秒ごとに3ウェイブが発生し、セット間隔は1分半とのこと。

 

21エーカーの敷地には、レストランやサーフィンで疲れた体を癒すための設備や、来年には新しいウォータースライダーもオープン予定。食事をするだけなら、入場料は不要。韓国のプールも楽しそうだけど、この波も一般サーファーを魅了する施設となるか。

 

詳細については、palmspringssurfclub.com をご覧ください。