中塩佳那がエクセレントをスコア。プロジュニアのセミファイナル進出者が決定。マノクワリ・プロ2日目

中塩佳那 Credit: WSL / Tim Hain

マノクワリ、ウェスト・パプア、インドネシア(2023年11月30日木曜日)-2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイング・シリーズ(QS)1000およびプロ・ジュニア・イベントのマノクワリ・プロ2日目は、東インドネシアのマノクワリにあるアンバン・ビーチが提供するパーフェクトなコンディションの中、プロ・ジュニア男女のラウンドオブ12とクオーターファイナルが行われ、セミファイナル進出者が決定した。

 

中塩佳那 Credit: WSL / Tim Hain

 

アジア地区の女子プロジュニア・ランキング1位の中塩佳那(JPN)は、Aフレームのピークのライトとレフトがフィット。パワフルなサーフィンを繰り広げ、ヒート最初のライトの波ではカットバックで大きなスプレーを上げ、エクセレントスコア8.00(10点満点)をマーク。続いてバックハンドで7.83をスコアし、ヒートハイエストのトータル15.83ポイント(20点満点)を叩き出した。

 

グラブエアにトライした中塩佳那 Credit: WSL / Tim Hain

 

「波はとても良かった」と言った中塩。「最初の波で8ポイントも取れるとは思っていませんでしたが、いい感じでした。スピードをつけてリップをヒットし、ターンとカットバックを繰り返しました。それからレフトに行きましたが、これも良かったですね。エアーをしようとしたけど、着地できなかったし。出来ればこのまま大会を続けて、次こそはランディングを決めたいですね」。

 

川瀬心那(JPN)Credit: WSL / Tim Hain

また、アジア地区第2位の川瀬心那(JPN)、ハナスリ・ジャブリク(INA)、ジャスミン・ステューダー(INA)もセミファイナルに進出。

 

男子クオーターファイナルの最終ヒートでは、インドネシアのウェステン・ハースト(INA)が、辛抱強く波を待ち、完璧にラインナップされたライトハンダーでバックハンドアタックを見せ、エクセレントな一連のターンをスマッシュアウトし、今日一番のシングルウェイブスコアとなる8.33をスコア。さらに今日一番のヒートスコアとなる15.10(20ポイント満点中)をスコアした。

 

ウェステン・ハースト(INA)Credit: WSL / Tim Hain

 

「2人だけのヒートは楽しかったです。 「あの波ではプライオリティがなくて、運良くテオ(ラドクリフ)が譲ってくれたんです。小康状態が続いていたので、しばらく待っていたのですが、テオは良いスコアを何本か出していたので、良い波を待つしかないと思っていました。あれはちょっとしたダブルアップで、何度もターンができて本当に気持ちよかった。あそこまで大きなスコアが出るとは思わなかったけど、あのようなスコアが出せて準決勝に進めることに興奮している」。

 

友重リキ
金沢太規

 

またハーストと共にセミファイナルに進出するのは、同じインドネシアのマデ・アリヤナ(INA)とマデ・マデンドラ(INA)、そして日本の金沢 太規(INA)。

 

2023 Manokwari Pro QS 1000 and Pro Juniorは、2023年11月29日から12月3日までインドネシア、西パプアのアンバンビーチで開催されます。イベントの詳細やライブ観戦は、www.worldsurfleauge.com にアクセスするか、無料のWSLアプリをダウンロードしてください。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2023/qs/211/manokwari-pro/main

https://www.worldsurfleague.com/events/2023/jun/212/manokwari-pro-junior/main