グローバルブランドとして、世界中のサーファーに愛され続け、常に世界最高レベルのクオリティーを誇るマテリアルと最新のテクノロジーを導入している「BILLABONG WETSUITS」。
毎年、冬のサーフィンライフを快適なものにしてくれる極上のウエットスーツをリリースする「BILLABONG WETSUITS」が今シーズンは【2WAY-HOODED SYSTEM】をリリース。すでにリリースされ好評なGULLWING ZIPの進化系として、従来のフード付き一体型セミドライの概念を覆すスーツの誕生となった。
今回は、ウェットスーツの開発を手掛け、チームマネージャーも務める野口氏に今回のシステムを開発に至るまでの経緯などの話を聞いた。
「厳しいマーケットの中でも、我々のガルウイングは昨年同様、好調な売れ行きを示しています。値が張る商品の中でもピックアップされ、ムラサキスポーツの中でも最も消化が良くて、安価なものより認められている。欠陥が見つからないから、ライダー達もこれ以外は着ない状態になっています。」
これまでの一体型は、フードを被る前提での防水性しか考えられていなかった。
【2WAY-SUPER SEMIDRY】の開発のきっかけとなったのは、好調なGULLWING ZIPを、どうアップデートしていくのかということが始まりだった。
「冬場の海の中でフードをサーフィン中に被るというのは、見た目的に抵抗がありましたが、去年ぐらいから湘南辺りでもフードを被ってサーフィンしている人が多くなって、そこに着目したんです。それでも被るエリアは東北とか北海道とかエリアが限られてました。
昔からフード一体型のウェットというのはあったんですけど、そもそもの一体型のウェットというのは、フードを被る前提での防水性しか考えられておらず、フードを脱ぐと防水性が無くなるのが一般的でした。」
「フードを被って使用するのみのウェットスーツは湘南ではいらないし、千葉でもいらない、宮崎でもいらない。それではニーズが限られてしまう。そこで、ちょっと寒いと感じた時にはフードを被れるみたいな、そういう商品を作らないと全国的には使えないなと、試行錯誤して、この2ウェイが誕生しました。
湘南の人だと家から自転車で海に行く人も多いんですが、朝一だったり、濡れたりすると寒いのでフードを被る。海の中ではいらないので被らずにしておく。従来のものだと、フードを被らないと水が入ってくるので、ウエットとしては意味がない。それらな普通のセミドライのほうがいい。このウエットは、その間を狙った商品なんです。」
ネックウォーマー効果で期待以上の保温性能が証明された。
フードを脱いだ状態でも水が入ってこない。しかもフードがある分、首が暖かいというプラスαの保温性が加味された。これは狙ったわけではなかったが、ネックウォーマーやタートルネック、マフラーのように首を温めるとセーター一枚分の保温性があると言われているように海でもそれが実証された。
「実際、テストをしていたライダー達も予想以上の首の暖かさを実感できたようで、このフード付きを着ちゃうと通常のセミドライは首が寂しくて、手放せないぐらいの高評価が得れたんです。
それにガルウイングという新しいファスナーのシステムが現状凄い人気で、そのアップグレードとして、この2ウェイが登場した訳です。」
誰でも着れる、人を選ばない、ということが開発の一番のコンセプト。
大会出るようなサーフィンをガンガンやっているような人だけではなく、初心者からアスリートまで。誰でも着れる人を選ばないということが開発の一番のコンセプト。ただただ暖かいウエットスーツというのは作るのはメチャクチャ簡単なんですよ。
でも、それは着難かったり、上手い人しか着れないのでは何の意味もない。サーフィンを始めたい人、始めたばかりの人が『どうせ買うなら良いもの買おう』っていう人、初めてウエットスーツ着る人でも、着やすくて着方も簡単でファスナーを締めるだけみたいな、脱ぐ時にも簡単に脱げて、というのが僕らがブランドとして大切にしている部分なのです。」
洗練されたアイデアから、こだわり抜かれた多彩な利便性能を併せ持ち、長期間(秋〜真冬)…そして、広い地域(北〜南)に対応。
入門者から世界を目指すアスリートまで、そのひとのスキルに関係なく、本当に幅広く活躍できる、数多くのユーザーメリットが詰め込まれた画期的システム。
ビラボン社は、実際にアスリート達とのテストを繰り返し、実証されたシステムのみを採用し販売している。こんな本物のウェットスーツでワンランク上のウインター・サーフィンライフを送ってほしい。
最もサスティナブルで、チームライダー達が絶賛し、高性能を証明する唯一無二の価値あるカスタムウェットスーツがここにある。
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