波乗りジャパン好スタート。U16池田美来、鈴木莉珠、髙井汰朗、岡野漣がトップ通過。ISA世界ジュニア選手権大会1日目

鈴木莉珠と池田美来

ブラジル、リオデジャネイロ – 2023年11月25日 2023年ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)は本日から試合がスタート。プライア・ダ・マクンバは、何百人もの世界ベスト・ジュニア・サーファーで埋め尽くされたビーチで、安定したファンな3~4フィートのピークを提供。

 

がんばれ!日本!Photo: Sean Evans

 

会場は約100mの間隔で2つのポディウムで開催。ボーイズU/16メイン・ラウンド1の最初の4ヒートがポディウム1で行われた後、残りの22ヒートがポディウム2で行われ、ガールズU/16メイン・ラウンド1はすべてポディウム1で終了した。

 

アイラ・ハパッツ(AUSCredit: ISA / Sean Evans

 

イベント最初のエクセレントスコアは、ガールズU16の最初のヒート。ソリッドなリードを築いたアイラ・ハパッツ(AUS)は、リップの上でフィンをフリーにするシングルターンで8.17をスコア。ベルズ・ビーチ出身で、現在はゴールドコーストに住む16歳の彼女は、ザ・イルカンジス(チーム・オーストラリア)と共に初めて国を代表して出場することに興奮していた。

 

「すでに6点台を2本持っていたので、波をつかんだら、とにかくやってみよう、何が起こるか見てみようという感じでした。このようなイベントに参加したことがなかったので、どのようなスコアになるのか分からなかったのですが、良いターンができて気持ち良かったです。この大会に参加できて、とても興奮しているし、最高にクールなチームです」。

 

シエラ・カー、チーム・オーストラリアPhoto: Pablo Franco
シエラ・カー、チーム・オーストラリアPhoto: Pablo Jimenez

 

同じオーストラリアの天才二世サーファーであるシエラ・カーは、ブラジルでサーフィンのヒートで、スピードのあるストレート・エアで7.50をスコア。ペルーのカタリナ・ザリキー(PER)も、バックハンドの力強い2ターン・コンボで8.00をスコア。初日を見ただけでも今回もオーストラリアは強豪チームであることは間違いなさそうだ。

 

小野 里弦 Credit: ISA / Jersson_Barboza
小野 里弦 Credit: ISA / Jersson_Barboza
岡野 漣 Credit: ISA / Jersson_Barboza
岡野 漣 Credit: ISA / Jersson_Barboza

 

波乗りジャパン男子U-16では、H14で 髙井汰朗 が本日のトップ3に入るシングルスコア7.67をスコ。バックアップを6.00として高得点で1位通過、H17の小野里弦はヒートベストを持ちながらバックアップを見つけられず2位通過、 H18 岡野漣も6.50と5.17を叩き出して1位で勝ち上がった。

 

鈴木 莉珠 Photo: Pablo Jimenez
鈴木莉珠
登坂 祐妃  Photo: Pablo Jimenez
登坂 祐妃  Photo: Sean Evans

 

女子U16では、H2の登坂祐妃が4点台を2本まとめて2位通過、H18の鈴木莉珠は後半にバックハンドで4.67をスコアして1位通過を決めた。

 

2022年のエルサルバドル大会ではU16で3位となった池田美来

 

H22では池田美来がフォアハンドでビッグターンを繰り出し2本の4点台を揃えて 1位通過。「もっと良い波を掴みたかった。次は自分のサーフィンが見せられるように頑張ります」と池田がインタビューに答えた。

 

明日は現地時間の午前6時30分、日本時間18時30分からプライア・ダ・マクンバで試合開始予定。ポディウム1で男子U18メイン・ラウンド1が行われ、ポディウム2で女子U18メイン・ラウンド1が行われる。がんばれ!日本!

 

2023 ISA World Junior Surfing Championship

■NAMINORI JAPAN日本代表

アンダー18男子

小濃 来波  MAIN ROUND 1 H17
岩見 天獅  MAIN ROUND 1 H18
渡邉 壱孔  MAIN ROUND 1 H14

アンダ−18女子

庄司 莉花  MAIN ROUND 1 H2
松岡 亜音  MAIN ROUND 1 H18
佐藤 李   MAIN ROUND 1 H22

 

大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。