2023年ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップがブラジルで開幕、過去最大規模のパレードでスタート

日本代表NAMINORI JAPAN Credit: ISA / Sean Evans

プライア・ダ・マクンバ ブラジル・リオデジャネイロ 2023年11月24日(金): 2023年ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)の開幕を祝うため、リオデジャネイロの街は世界中から集まった最高のジュニア・サーファーで埋め尽くされた。

 

 

ISA史上最大規模となるパレード・オブ・ネイションズには、過去最多となる46のナショナルチームを代表する世界最高峰のジュニアサーファー365名と200名を超えるチーム関係者が参加し、国旗を高々と掲げ、歓声が鳴り響く中、プライア・ダ・マクンバのビーチフロントを練り歩いた。

今大会はチェコ、ハンガリー、ウクライナがWJSC初参加、ルーマニアはISA初参加。また、女子は全体の44%以上を占めている。

 

松岡亜音と岩見天獅 Credit: ISA / Pablo_Jimenez

 

サーフィンを通じて世界の国々が平和に集うことを象徴するISAのセレモニー「サンド・オブ・ザ・ワールド」では、各ナショナルチームから1名が地元のビーチの砂を1つの容器に注ぎ、日本は松岡亜音と岩見天獅がその大役を務めた。

 

セレモニーには、ISA会長のフェルナンド・アギーレ、ブラジルサーフィン連盟会長のフラビオ・’テコ’・パダラッツ、ブラジルオリンピック委員会会長のパウロ・ワンダリーなど、各国の要人が出席。

 

「今日の世界を見れば、私たちに最も必要なのは平和であることは明らかです。そして今日、私たちはサーフィンを通して平和とより良い世界を証明します。

「この10日間のサーフィン競技、友情、仲間意識の中で、憎しみには愛で、暴力には平和で、そしてもちろん私たちが愛するサーフィンで応えていくことが私の願いです。

「2016年、ここリオデジャネイロで、国際オリンピック委員会はサーフィンをオリンピック競技と宣言しました。ありがとう、リオ。ISAは、皆さんがこの素晴らしい街の大使として帰国されることを願っています。」とISA会長フェルナンド・アギーレは言った。

 

 

2023年WJSCは11月25日(土)午前7時、プライア・ダ・マクンバで開幕。日本時間では同日の夜19時となる。試合は2つのバンクを利用して行われる。

 

ハワイのU18ボーイズのジャクソン・ドリアン、ブラジルU18ボーイズのライアン・カイナロ、オーストラリアはU16 ガールズのミラ・ブラウン、シエラ・カーなどジュニアながら既にビッグネームとなっている選手も出場する今大会。日本も最高の布陣を揃えて、メダルを取りに行く。がんばれ!日本!

 

ビクター・リーバス Photo NSA

今大会は現在の最強ブラジルを作り上げた1人ビクター・リーバスがNAMINORIジャパンに帯同。また田中樹も波乗りジャパンのコーチとしてブラジルで合流。大会初日の明日は、男女共アンダー16が行われる予定。アンダー18は行われない。

 

 

2023 ISA World Junior Surfing Championship

■NAMINORI JAPAN日本代表

アンダー16男子

髙井 汰朗  MAIN ROUND 1 H14
小野 里弦  MAIN ROUND 1 H17
岡野 漣  MAIN ROUND 1 H18

アンダ−16女子

登坂 祐妃  MAIN ROUND 1 H2
鈴木 莉珠  MAIN ROUND 1 H18
池田 美来  MAIN ROUND 1 H22

 

アンダー18男子(初日はヒートはなし)

小濃 来波  MAIN ROUND 1 H17
岩見 天獅  MAIN ROUND 1 H18
渡邉 壱孔  MAIN ROUND 1 H14

アンダ−18女子

庄司 莉花  MAIN ROUND 1 H2
松岡 亜音  MAIN ROUND 1 H18
佐藤 李   MAIN ROUND 1 H22

 

 

大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。