シフン、京畿道、韓国(2023年11月17日金曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイング・シリーズ(QS)3,000とロングボード・クオリファイング・シリーズ(LQS)1,000の「Siheung Korea Open シフン・コリア・オープン」がスタート。
大会初日は雪が舞う中、WSLにとって初めての大イベントが開催された。朝方から雪がちらつき始め、やがて本格的な雪が降り積もり、ウェイブパークは冬のワンダーランドと化した。多くの選手、特にインドネシアとフィリピンからの選手にとって、雪を見るのは初めての経験だ。
「韓国は初めてです」と言ったインドネシアのウィディアント。「寒いし、雪を見るのも初めて。波もいいし、とにかく楽しんでいます」。
大会初日は、予定通り午前8時30分に男子ロングQSラウンド1からスタート。朝は晴れていたものの、午前中に前が見えないほどの大雪のコンディションと激変。午後から天候は回復するも極寒の中で、男子QS3000のラウンド1、女子QS3000のラウンド1、男子QS3000ラウンド2までが行われた。
スカイ・ブラウンは、ウェイブ・プールでのアクションを何度も動画でシェアしており、ウェイブ・ベースン・テクノロジーに精通している。そんな15歳のブラウンは、ラウンドオブ32でエクセレントな8.25(10点満点)を叩き出した。
「本当に気持ち良かったです。」とブラウンが言った。「韓国に来たのは初めてだし、美味しいものを食べたり、ウェイブプールでみんなと一緒にいるのも楽しい。本当に楽しいですね。雪も降ったし、本当に幻想的。ここは素晴らしいです」。
現在アジア地区QSランキングトップの脇田紗良(JPN)と野中美波(JPN)もエクセレントレンジのスコアをマークし、都築虹帆(JPN)とカイヤン・ヤン(USA)はエクセレントヒートトータルを獲得するために、それぞれ2本の8ポイント以上のライディングを集め、エクセレントを倍増させた。
韓国で開催されたWSLイベント初のヒートは、ウェイブ・ベイスンで行われた初のLQSヒートでもあった。ジョマリー・エブエザ(フィリピン)は、クリティカルでスタイリッシュなハング5で8.25をスコアし、スタートダッシュを見せた。
2022年フィリピン・ナショナル・チャンピオンのジョマリー・エブエザは、すぐさま8.00をスコアしてLQSヒート初勝利を決め、この日のLQSヒート・トータル最高スコアとなる16.25(20点満点)をマークした。
韓国のサーフ・コミュニティにとって歴史的な日となり、多くのローカル・サーファーが初めて自国のWSLイベントに出場。男子LQSに出場したユ・ドンチョン(韓国)は、その栄誉に輝いた。
男子QS 3000では、ソヒョン・ジュン(KOR)、ドフン・ユン(KOR)、ハジン・モク(KOR)がラウンドオブ48に進出し、女子QS 3000のラウンドオブ32では、キム・ビジュ(KOR))、ナラ・リー(KOR)、イム・スジョン(KOR)がそれぞれ大活躍した
競技は11月18日(土)9:00からスタート。男子LQS、女子LQS、男子QS3000、女子QS3000と続く予定。
シフンコリアオープンは、韓国最大のネットワークテレビ局であるMBCとOBSで各日3時間の生中継が予定されています。大会全体は、WorldSurfLeague.com、WSLのYouTubeチャンネル、無料のWSLアプリでライブ放送されます
詳しくはWorldSurfLeague.comをご覧ください。