伊東李安琉と脇田泰地が出場決定。新フォーマットの招待試合で「Vansパイプ・マスターズ」今年も開催。

オリジナル・アクション・スポーツ・ブランドであるVansは、オアフ島ノースショアで2023年12月8日~20日に「Vansパイプ・マスターズ」を開催することを公式に発表した。

 

昨年度の男子優勝はバララム・スタック photo:gordinho

 

昨年の初開催となった大会では、男子ではバララム・スタック、女子ではモリー・ピックラムがそれぞれ優勝し、バララムは終了後にパイプラインについて、「残りのキャリアでトップに立てるかどうかわからない。そんなものを与えてくれた 」と語った。

 

このスペシャリティ・イベントの復活で、世界最高のチューブライダーたちがワールド・サーフィン・コロシアムに集結。VANSが厳選した男子40名、女子20名が12月にパイプラインで最高のパフォーマンスを見せる。

 

世界で最も有名なサーフィンイベントであるパイプ・マスターズは、1971年の初開催以来、50年以上にわたって冬のハワイで開催され、昨年からVansのグローバル・スペシャリティ・インビテーショナル・イベントとなった「Vansパイプ・マスターズ」。

 

伊東李安琉が2度目、脇田泰地が初出場。

 

 

伊東李安琉 WSL / Tim Hain

脇田泰地

 

世界屈指のパイプライナーである出場選手が、少しづつ公開され始めているが、全員はまだ出揃ってはいない。そんな中で昨年も出場した日本の伊東李安琉に加え、今年は新たに脇田泰地の名前が、名誉あるパイプマスターズの招待者リストに加えられた事が分かった。

 

 

 

前回のバックドアシュートアウトではものすごチューブをメイクして脚光を浴びた脇田は「小さい頃からパイプマスターズでサーフィンするのが夢の一つでした。このような機会をいただき、ありがとうございました。」とSNSでコメント。

 

また昨年のマスターズでは11位となり、その存在感をアピール。今年2回の出場となる伊東は「今年もパイプマスターズに招待されました!めっちゃ嬉しいです!気合い入れて行きます!」とコメント。

 

日本サーフィン界を代表するサムライ二人がどんなチャージを見せてくれるか今から楽しみだ。がんばれ!日本! がんばれ!リアル!タイチ!

 

今年もVansパイプ・マスターズは賞金総額42万ドル。革新的なリーダーボード方式を採用し、選手は3ラウンドのサーフィンのなかで、最高得点のトップ3で競い合う。そして男子上位4名、女子上位4名がファイナルに進出し、そこでの勝者が栄えあるトロフィーを手にすることになる。

 

また招待される人の半数がハワイ在住者とネイティブ・ハワイアン。ハワイのサーファーが、ハワイのシンボルとされるな波で世界の舞台で活躍するという伝統を受け継ぐなど、ノースショアのコミュニティに可能な限り還元することを念頭にイベントが企画されている。

 

 

Vans Pipe Masters公式サイト
https://pipemasters.vans.com/